ビットコイン過去3週間の最安値に|仮想通貨市場の下落原因3選とは?

ビットコイン一時90万円を切る
5月6日から下落相場へと転じたビットコイン価格は、10日間回復の兆しを見せないまま下落相場が続き、本日一時90万円のラインを割りました。仮想通貨市場全体もベアマーケットとなっている状況の中、下落の原因を探りました。
ベアマーケットとは
ベアマーケットは弱気相場を指す言葉。値下がり傾向のマーケットで下落が続いている時に用いる。 ⇔ブルマーケット(強気相場)

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

仮想通貨市場は全体的に大きな暴落を記録、数日下落相場が続いています。

ビットコインの価格推移を見ると、5月6日11時から下落相場へと反転し、約10日回復の兆しを見えないまま下落相場が続き、結果として3週間での最も安い値となる90万円の価格を割りました。

出典:BITFINEX

ビットコインは4月12日に大きな反発をした後、100万円を超え、1万ドル目前まで勢いを見せ、価格は回復傾向にありましたが、5月6日から本日に至るまでの下落によってベアマーケット(弱気相場)に転じています。

好調相場になる材料として期待されたNY開催のコンセンサス2018による影響は、開幕と同時にビットコインがご祝儀相場となった以外、市場全体の価格には大きく反映されることはありませんでした。

時価総額の推移では、5月6日に4710億USDと当時1月での最高値を更新しましたが、本日3800億USDの値をつけ、約20%時価総額を落としました。

出典:マーケットキャップ

ビットコインは5月16日の本日の価格が3週間で最低値となったものの、仮想通貨市場の時価総額は5月12日に3651億USDと今よりさらに149億USD(1.64兆円)と4%低い数値を記録しており、この4日間でカンファレンスなどの恩恵を受けた特定のアルトコインなど価格を伸ばした通貨もあることがわかります。

スマホアプリで移動時も簡単取引
交換業者 通貨 特徴
スマートフォンで急激な価格変動時も即座に取引可能。
BTCFXに定評、下落相場も利益を狙える。
全ペア取引手数料0%キャンペーン実施中。
アルトコインのレバレッジ取引で最多通貨ペア(14種類)。
ETH,XRPの板取引も対応。BTC取引高No.2

10日間の相場下落要因を探る

実際に仮想通貨市場がが再度下落傾向になった原因を挙げていこうと思います。

Mt.GOXの売り圧力再び

Mt.GOXの売りが再び市場の売り圧力となっている可能性があります。

Mt.GOXのウォレットをウォッチングするサイトcryptogroundにて、5月10日に再度8214.97342BTCが送金されていることが発覚しています。

約8214BTCは10日の価格約102万円で計算すると、83億7828万円に相当します。

実際に次の日に当たる11日にビットコインの取引高が急増し12日にかけて、102万円から92万円まで10%近い下落が確認されています。

海外サイトredditでは、Mt.GOXのウォレットの動きをチャートに落とし込んだものが公開されており、ビットコイン価格の急落に一致することから大きな非難の対象となっていました。

非難の対象となったマウントゴックス社の破産財団ですが、さらなる問題として直接相場への影響が出ない大口取引を扱うOTC取引所(店頭取引)での売却が行われていないことも、各方面から指摘されています。

韓国Upbitの内部調査

ソウル南部の地方検察は10日から11日にかけて、Upbitに詐欺の疑いで内部調査を行なっていることが報道されました。

Upbitがバランスシート(決算時など、一時点の企業の財務状態を示すもの)を改ざんし、投資家を欺いて詐欺に関与したとしていますが、Upbit側はその後、仮想通貨の保有に間違いはないと詐欺の疑いを否定しています。

取引所側が否定してはいるものの、仮想通貨取引が盛んに行われる韓国では1位の取引高を誇り、世界の取引所取引高ランキングでは4位に位置する取引所ということもあり、報道による市場へのインパクトはかなり大きいものであると言えます。

実際に報道時にUpbitでは取引高が14倍に跳ね上がり、韓国価格が先行して下落したことから、韓国国内でも危機感が漂い、売りに走った可能性が考えられます。

また、これが報道された11日はMt.GOXの下落のタイミングと被っており、状況的に売り相場を勢いづかせる要因となりました。

Bingの仮想通貨広告の禁止

マイクロソフト社が提供する検索エンジン『Bing』は15日、FacebookやGoogle、Twitterに続く形で仮想通貨に関連する広告を今年7月までに禁止することを発表しました。

理由として、仮想通貨関連のフィッシングや詐欺など利用者が危険にさらされるリスクが増して来ている状況に置かれていることを挙げました。

実際に利用ユーザーとして悪質なものをブロックする動きはいい流れではあるものの、FacebookやGoogle、Twitterなど世界で主要な検索エンジンやSNSサービスの措置として話題性を呼び、これらの禁止措置が発表されるたびに価格に悪い影響を与えているのも事実です。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用