はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本暗号資産ビジネス協会が事業計画2021を発表、「税制要望」実現に向けた与野党との対話方針にも言及 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

JCBA 2021年度事業計画

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は30日、2021年度の事業計画として、3つの重点テーマを発表した。

  1. 業界の知見集約・課題整理を通じて会員相互が高め合うプラットフォームの深化
  2. 暗号資産の社会的有用性の発信、教育・普及啓発
  3. 暗号資産関連ビジネスの機会創出・市場拡大などの発展へ向けた提言

事業計画の詳細

1つめについては、NFT(非代替性資産)市場の拡大や海外の金融機関の暗号資産業界参入など、この1年間で業界全体に起こった変化を踏まえたもの。

会員における新規ビジネスの創出や新規の会員参入が目立ったことで、「これらの変化に対応しながら、勉強会や分科会・それらの連携による業界の知見集約・課題や論点整理を通じて、会員相互が高め合うプラットフォームとしての役割の深化ひいては業界の発展を目指す。」としている。

2つめについては、暗号資産市場は世界的に拡大を続け、北米では機関投資家の参入や企業の投資などアセットクラスとしての認知が進み、また暗号資産技術を活用したユースケースが拡大・普及してきている一方、国内では投機的イメージばかりが先行することについて「憂いている」とした。

そのため、JBCAでは、調査資料やSDGs(国際社会共通の開発目標)・地方創生への貢献に資するユースケース創出への取組みなどを通じて、暗号資産のユースケース及び社会的有用性に関する発信、一般社会への理解の向上を目指したイメージ改善のための教育・普及啓発活動を行う。

3つめについては、今年7月に共同で金融庁に税制要望を提出したことを踏まえたものだ。「本要望及び提言の実現に向け、与野党を含む関係各所との積極的かつ着実な対話を行う。」と強調した。

また、暗号資産関連ビジネスの発展に向け、ステーブルコインの国内取扱に関する整理、新規通貨取扱・販売の促進・会計面の課題解決、NFTガイドラインの整備、DeFiに関する論点整理、機関投資家の参入課題の解決、暗号資産のユースケース等の発信・創出、AML/CFT に関する提言・成果物を発信する。

関連:「仮想通貨の税制改正で推定52%税収増も」JCBA・JVCEA、申告分離課税や繰越控除に関する共同要望書提出

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧