著名トレーダーら、NFT投資ファンド「Starry Night Capital」を共同設立

「Starry Night Capital」誕生

著名なNFT(非代替性トークン)のトレーダーは30日、Three Arrows Capitalの創業者らと共同で、NFTに投資する新しいファンド「Starry Night Capital」を立ち上げることを発表した。

このファンドは「Vincent Van Dough」というアカウント名で活動しているNFTトレーダーと、シンガポールの大手仮想通貨投資企業Three Arrows Capitalの創業メンバーであるSu Zhu氏、Kyle Davies氏が共同設立するものだ。

Dough氏は暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostの提携先であるThe Blockの取材に対し、Starry Night Capitalは1億ドル(約110億円)の資金調達を計画していると語っている。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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Dough氏は7月にツイッターに登録したばかりだが、すでに27,000人以上のフォロワーを獲得している。特にNFTプラットフォーム「Art Blocks」で作成された作品を積極的に購入しており、ツイートでも紹介。

最大手のNFTプラットフォームOpenSeaのプロフィールによると、Dough氏は900個以上のArt Blocks作品を所有。インターネット上の仮想ギャラリーでもコレクションを公開中だ。

「Starry Night Capital」の運営方針

Dough氏は、「Starry Night Capital」の運営について次のようにツイートした。

NFTによってもたらされる文化的なパラダイムシフトに関わっていくために最良の方法は、人々が最も入手したがる傑作を所有することだと考えている。

私達は、投資ファンドがNFT分野に参入することに対して、多くの人が懸念を抱いていることを認識しており、常にNFTコミュニティのために正しいことをしていきたいと考えている。

また、具体的に今後行っていきたい取り組みとしては、以下の事項を挙げた。

  • NFTについての教育プラットフォームを立ち上げる
  • 新進気鋭のアーティストをより多くの人に知ってもらうための方法を模索する
  • 実物のギャラリーを主要都市に開設する
  • コレクションを仮想ギャラリーを通じて人々に公開する
  • NFTのコミュニティを形成するため様々な試行を行う

NFTを6億円超で購入

Three Arrows Capitalも、これまでにArt BlocksのNFTを複数購入しており、最近「Ringers#879」というタイトルの作品を、6億円超で購入したことで話題になった。

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