スマートコントラクトの実装日確定
暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)の開発を行うIOHKは8日、スマートコントラクト「Plutus(プルータス)」の実装日が確定されたと伝えた。
実装日は9月12日21時45ごろ(UTC時間)となり、実装に伴って大型アップグレード「アロンゾ」も実行される。創設者のホスキンソン氏はSNSで、「アロンゾ時代を迎える」と述べた。
HFC Update Proposal Triggered. Smart Contracts are in flight to land on September 12th. Congratulations everyone. The Alonzo Era is on its way. https://t.co/vLEJ2qMFRc
— Charles Hoskinson (@IOHK_Charles) September 7, 2021
IOHKは発表で、「日曜日の実装に向けて、17時26(UTC時間)にカルダノのメインネットへのアップデート提案を提出した」、「アロンゾはこれまでに最も重要なハードフォークコンビネーターであり、カルダノにおけるスマートコントラクト時代の牢固たるファウンデーションとなってくれる」と説明した。
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カルダノの開発に関しては、大別して「Byron(バイロン)」、「Shelley(シェリー)」、「Goguen(ゴーグエン)」、「Basho(バショウ)」、「Voltaire(ボルテール)」と5段階に分かれており、現在取り組んでいるのは3番目の「ゴーグエン」だ。
ゴーグエンで実装されるのがスマートコントラクト機能。「バショウ」のテーマがスケーリング、「ボルテール」のテーマはガバナンスとなっている。