米SEC、VanEck社のビットコインETF判断を再延期

最終延期

米SEC(証券取引委員会)は8日、VanEck社が申請した暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)に対して、可否判断を11月14日(最終期限)に延期するとした。

今回の延期はSECが1つの申請で実施できる最後の延期となり、これまでこのETFに対しては、計2回の延期を実施していた。

ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では申請が承認された事例はない。

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判断が延期されたのがVanEckが2020年12月にSECに提出した現物ビットコインに連動するETFの申請で、SECは現在10件以上のビットコインETFの申請を審査しているところだが、Gensler委員長が先月のシンポジウムで、「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取引されているビットコイン先物に限定したETFの場合には、職員による申請の審査を期待している」、と言及したことから、VanEck、およびその他の資産運用企業も相次いでビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の先物に連動するETFを申請し始めている。

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一方、SECは今までVanEckを含め、全ての現物ビットコインETFの申請判断に対して、延期を続けてきている。

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著者:菊谷ルイス
参考:SEC

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