仮想通貨ウォレット導入へか
米人気投資アプリのロビンフッドは暗号資産(仮想通貨)のウォレットをテストしているようだ。ブルームバーグが21日に報じた。
報道によると、iPhoneアプリ上でロビンフッドのベータ版アプリから仮想通貨ウォレットの参加予約窓口が表示されており、仮想通貨送金に関連するコードが書き込まれている。「アルファプログラム」というものだという。
現在のロビンフッドアプリでは、仮想通貨の取引(ペーパートレード)はできるもの、現物の入出金はできない。最初にウォレット機能の実装計画を発表したのは今年の2月で、ウォレットの実装とともに、仮想通貨の現物取り扱いを開始するとした。
また、同社のVlad Tenev CEOは先日、ウォレット機能の実装が事業における優先事項であると話していた。
ロビンフッドは多くの米若年層投資家を顧客に持っており、仮想通貨取引による収益は好調が続く。2Qでは仮想通貨の収益割合は取引全体の約52%を占めることがわかった。