イーサリアムなど数千のトークンに対応
Links株式会社は28日、暗号資産(仮想通貨)を無料で送受信できる次世代コミュニケーションアプリの「Links」において、イーサリアム(ETH)またはERC-20トークンによる送受信への対応を開始したと発表した。
これまで対応していたビットコイン(BTC)に加え、数千種類を超えるトークンに対応することになる。イーサリアムブロックチェーン関連への対応を記念して、アンケートに回答したLinksの利用者のなかから抽選で100名に、500円分のイーサリアムを配布するキャンペーンも実施、アンケートへの参加締め切りは10月10日となっている。
Links株式会社は、2020年11月に設立された株式会社CoinPostとブロックチェーン開発企業INBlockchainグループの合弁会社だ。
ロードマップは
今回のアップデートにより、以下の2つの機能が利用可能になる。
- イーサリアムやERC20トークンの投げ銭に対応
- イーサリアムやERC20トークンによる支払い
支払いに関しては、Linksのサードパーティアプリ「文商」内で記事を購入する際の支払い通貨として、イーサリアムまたはERC-20トークンの使用が可能になる。
文商は、記事を有料配信できるブログサービス。これまでの有料ブログサービスとは異なるのは、デジタル通貨の技術を活用し、最小の決済単位を「1円未満」にすることを実現した点だ。執筆者と閲覧者を間接的に繋げる「投げ銭感覚」の価値のコミュニケーションを実現するサービスを目指している。
Linksの今後のロードマップしては、様々な通貨への対応を予定し、トークンインセンティブを活用したサービスの拡充を行う。追加トークンの発表は開発完了次第、順次発表される。