はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本初、クラーケン・ジャパンが仮想通貨取引ペアに米ドルとユーロを追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米ドルとユーロの通貨ペア

国内暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン・ジャパンは13日、日本で初めて仮想通貨取引の通貨ペアに米ドルとユーロを追加したことを発表した。

入出金は日本円のみ対応

クラーケン・ジャパンは以下の5つの銘柄を取り扱っているが、それぞれで米ドル建、ユーロ建の取引が可能となる。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

また、以下のように法定通貨同士の交換も可能だ。

  • 日本円(JPY)/米ドル(USD)
  • 日本円(JPY)/ユーロ(EUR)
  • 米ドル(USD)/ユーロ(EUR)

クラーケン・ジャパンは今回の発表について、以下のように説明している。

今年7月に設立10周年を迎えたクラーケンは、本拠地がある米国市場を中心とした米ドル建ての取引高で世界最大級、ユーロ建ての取引高では世界一を誇っています。

こうしたことから、クラーケンの米ドル・ユーロペアの流動性は、業界最高水準の高さとなっています。

流動性は、市場で資産がどれほど流通しているか、どのくらい容易に売買できるかを示す指標。クラーケン・ジャパンは流動性の重要性を強調しつつ「クラーケンの米ドル・ユーロペアは、お客様が希望価格で取引が執行できるように高い流動性を提供している」と説明した。

なお、現状では米ドルとユーロの入出金には対応しておらず、法定通貨の入出金は日本円のみ可能とのことだ。日本円または仮想通貨を入金し、取引所でドルやユーロに交換して取引をすることになるという。

クラーケン・ジャパンが提供する米ドルとユーロ建ての取引は米クラーケンと共通する板を利用すると見られ、取引の流動性が日米欧で繋がる格好だ。

Krakenについて

2011年に設立されたグローバル取引所であるKrakenが本拠を置く米国では、最古の取引所の一つであり、堅牢なセキュリティ対策や流動性などに定評がある。また、2014年にはハッキングにより破綻したマウントゴックスに際して、その後の処理において支援を行ったことで知られる。

Jesse Powell最高経営責任者(CEO)は3月、株式上場の可能性に言及しており「保証はできないが、来年中にも上場を申請する可能性はある」と述べている。

関連:仮想通貨取引所クラーケン、株式上場を検討か=米Fox Business

その日本法人であるPayward Asia株式会社は、2014年に国内で仮想通貨取引所サービスを提供開始したが、2018年に国内外の暗号資産取引所やみなし業者への規制が厳しくなるなか、日本ユーザーに向けたサービスを終了し撤退。しかし、2020年9月に再度、暗号資産交換業者として、日本向けの口座開設手続きを開始した。

関連:米Kraken日本法人Payward Asiaの暗号資産取引所、口座開設可能に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
18:06
トランプ一族、世界初のトークン化ホテル開発プロジェクト参画を発表
トランプ・オーガニゼーションとDAR Globalが世界初のトークン化ホテル開発をモルディブで発表。ブロックチェーン技術を活用した新たな不動産投資モデルとして注目される。
18:03
Aave、米国で高利回り貯蓄アプリ「Aave App」開始へ 銀行入金・残高保護に対応
DeFi大手Aaveが一般ユーザー向け貯蓄アプリ「Aave App」を米国で提供開始予定。最大100万ドルの残高保護、自動積立機能など、従来の銀行預金(平均0.4%)を上回る利便性を提供する。
17:00
金商法移行で暗号資産市場はどう変わる? JVCEA小田会長が業界の懸念に回答|独自取材
暗号資産の金商法移行が最終局面を迎える中、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の小田玄紀代表理事がCoinPostの独自取材に応じた。開示規制は分散性の高い銘柄を対象外とし、取扱銘柄の大幅減少は想定されていないと明言。規制の枠組みを理解した上での革新を呼びかけた。分離課税実現には金商法移行が必要条件の一つであり、多くの政党が前向きに検討していると認識を示した。
16:23
マウントゴックス、ビットコイン1万BTCを動かす 弁済に進展か
破綻した暗号資産取引所マウントゴックスが11月18日、約1万608BTC(約1,470億円相当)を移動した。過去の大規模移動が債権者返済に先立って実施されてきた経緯から、今回も返済準備の可能性が指摘されている。同社は2024年7月から返済を開始しており、現在も約3万4,689BTCが未配布となっている。
14:54
暗号学者アダム・バック、ビットコインの現実的な量子リスクは最短でも20年後 「備えは十分可能」
暗号学者アダム・バック氏が量子コンピュータによる脅威について「20-40年は安全」との見解を示した。一方、専門家の間では5-10年以内のリスクを指摘する声もある。
13:40
エルサルバドル、下落局面で約155億円相当のビットコイン押し目買い 保有高は7474BTC
エルサルバドル政府が市場下落局面で約155億円相当のビットコインを追加購入し、保有高は7474BTCに達した。2025年1月に法定通貨地位を撤廃したものの、ブケレ政権は戦略的準備資産としての蓄積を継続している。
13:25
ヴィタリック、イーサリアムのプライバシー保護ツール「Kohaku」を紹介
仮想通貨イーサリアムのブテリン共同創設者がプライバシー保護ツール「Kohaku」を新たに紹介した。Railgun連携やゼロ知識証明で匿名性を強化する開発ロードマップを解説する。
13:10
CZ氏、6650億円の罰金返還なら米国に再投資と言及
バイナンス創業者CZ氏が米司法省への約6650億円の罰金返還時に米国再投資を表明。トランプ大統領からの恩赦後、民主党議員からの腐敗疑惑批判に対し、感謝と慎重さのバランスを強調した発言として注目される。
11:25
伝説投資家ドラッケンミラー、ブロックチェーン融資企業フィギュアの株式を120億円相当取得
フィギュア株価上昇 米ウォール街の伝説的なヘッジファンドマネージャーであるスタンリー・ドラッケンミラー氏が運営するデュケイン・キャピタルは11月15日、第3四半期の13F報告書…
10:55
ソラナ保有企業フォワード、367億円相当SOLをコインベースへ入金 警戒高まる
仮想通貨ソラナを財務資産として保有するナスダック上場のフォワード・インダストリーズが約367億円相当のSOLをコインベース・プライムに移動させた。売却か社内再編成かは不明だ。
09:50
「ビットコイン下落の背景は米ドル流動性低下」アーサー・ヘイズが年末までの市場予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ビットコイン下落の原因を米ドル流動性縮小と分析した。ETF資金流出の背景や今後の下落および急騰シナリオを解説している。
09:30
自称「IQ276」のキム・ヨンフン、BTCは今後45日間で22万ドルまで上昇すると予想
自称IQ276のキム・ヨンフン氏は、仮想通貨ビットコインの価格は今後45日間で22万ドルに到達すると予想。明確な根拠は示していないが、世界最高のIQ記録保持者として価格を予想すると主張した。
09:20
Cboeが無期限型ビットコイン・イーサリアム先物を12月15日に開始、米国規制下で提供
Cboeが仮想通貨ビットコインとイーサリアムの無期限先物取引を12月15日に開始する。米国規制下でポジションのロールオーバーを不要にする。
08:15
米政権、海外仮想通貨口座の税務報告規則を審査中
米ホワイトハウスが海外仮想通貨口座に関する税務報告規則案の審査を開始した。国際的な仮想通貨資産報告枠組みCARFへの参加を実現し、租税回避を取り締まる狙いだ。
07:45
グレースケールのドージコインETF、11月24日取引開始見通し 新たなソラナETFも上場
グレースケールのドージコインETFが11月24日にも取引開始となる見通しだ。ヴァンエックは17日にソラナETFの提供を開始した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧