金融庁、海外のステーブルコイン規制とユースケース調査で企画競争を発表

ステーブルコインの調査で企画競争を実施

金融庁は18日、海外のステーブルコインのユースケースおよび関連規制に関する調査について、提案型の競争入札である「企画競争」を行うことを発表した。

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同企画競争への参加にあたっては、個別説明会への参加と企画競争参加申込書および企画書の提出が義務付けられている。

個別説明会への参加申し込み期限は、10月28日(木)17時まで。参加を希望する者は、期限までにメールでその旨を記載し送信する必要がある。また、企画競争参加申込書の提出期限は、10月29日(金)17時まで、企画書の提出期限は、11月4日(木)17時までとされている。いずれもメールまたは郵送で提出する必要がある。

金融庁は9月に「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」(第2回)の議題を公開しており、暗号資産(仮想通貨)ステーブルコインについて言及していた。

ステーブルコインは広く普及する可能性が高く、一般的な仮想通貨よりも金融システムに与える影響が大きいとしつつ、マネー・ローンダリングなどのリスクや、既存の規制で対応できずリスクに適切に対処できない可能性があると説明。

金融安定理事会(FSB)が2020年10月に発表した、複数の法域で相当量が取引される可能性があるグローバルステーブルコイン(GSC)のリスクや規制上の推奨事項をまとめた報告書の内容にも言及していた。

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また、FSBは7日、「『グローバル・ステーブルコイン』の規制・監督・監視-金融安定理事会のハイレベルな勧告の実施に係る進捗報告書」を公表。2020年10月に公表した報告書で示された勧告の実施に関する進捗報告書であり、ステーブルコインを巡る規制動向や課題について記されていた。

今回の金融庁による企画競争実施には、上記のような背景があると見られる。

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