はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米コインベース、世界最大級のeスポーツチーム「Team Liquid」と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベース、プロeスポーツチームと提携

米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは10日、世界最高峰のeスポーツチームの1つである「Team Liquid」と4年間のパートナーシップを締結したことを発表した。イベントでのコラボなどを提供することで、仮想通貨に関する啓蒙活動を行なっていくという。

「Team Liquid」は2000年設立の世界最大手のesportsプロチーム。21年1月時点で、獲得賞金総額の世界歴代1位に輝いた。

発足当初は、一世を風靡したリアルタイムストラテジーゲーム「スタークラフト」のコミュニティサイトとして成り立っていたが、現在はリーグ・オブ・レジェンド(LoL)やフォートナイトをはじめ、日本企業が産み出した格闘ゲーム「ストリートファイター」や「鉄拳」シリーズなどでも活躍する選手を擁する。

コインベースと提携に至った理由についてTeam LiquidのSteve Arhancet Co-CEOは、仮想通貨領域で正しいやり方で事業展開を行っていることがカギだったとして、以下のようにコメントした。

我々は、持続するために構築された本物のインフラを持ち、仮想通貨など分散型のバンキングや金融という新たな複雑な世界において信頼できる専門知識とニュアンスを併せ持つパートナーを探していた。

コインベースのことを知れば知るほど、彼らこそが我々の求めていたパートナーであると確信した。 多くのファンと同様に、我々にとってもクリプトは未知のものだったが、もはや一過性の流行ではなく、今後も存在し続けるものだということがすぐに分かった。

コインベースとともに、我々のファンのためにクリプトについてわかりやすく説明していきたいと願っている。

ブロックチェーンとeスポーツの共通点

Team Liquidのもう一人のCo-CEOであるVictor Goossens氏(ゲーマー名:Nazgul)は、「黎明期のeスポーツと仮想通貨・ブロックチェーンにも通じるものがある」と言及。「esportsも、当初は新たな文化や競技としての正当化、現在ほどのファンコミュニティの形成は考えられなかった」として、ブロックチェーンにも通じるものがあると語った。

両業界ともまだ若くてエキサイティングな業界だ。ネガティブな側面もあるが、根本的な良い部分を変えはしない。

我々はコインベースとさらに本質的な価値を見極め、長期的かつ安定したものを作りつつ、お互いの業界を正しい方向へと導いていきたい。

Goossens氏は、仮想通貨領域について「大企業から全ての人に影響力をもたらすことができる」と評価。また、ブロックチェーン技術を駆使することで、否定できない信頼性も生まれるとして、コードに基づいたより信頼性のある社会につながると展望している。

仮想通貨取引所がesports業界と提携する事例は少なくない。21年6月にはFTXが北米のプロeスポーツ組織「TSM」の命名権を獲得。その後、8月にはリーグ・オブ・レジェンド(LoL)の北米プロリーグのスポンサーにもなっており、存在感を増しつつある。

関連:仮想通貨取引所FTX、230億円で著名eスポーツチーム「TSM」の命名権獲得

他にも、仮想通貨取引所のBybitも2つのeスポーツチームと提携している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH価格特化の新組織誕生や米国初のソラナ現物ステーキングETF上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次レポート:1600万円台を窺う展開、トランプ減税法案通過で相場底堅く推移|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン(BTC)対円相場は1600万円を窺う底堅い展開。トランプ減税法案上院通過で1520万円台で下げ渋り、ADP雇用レポート下振れによる早期利下げ観測で1570万円台に回復した。bitbankアナリスト長谷川氏は下降チャネル突破も11万ドル乗せに苦戦と分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BitwiseのBTC20万ドル到達予測維持に高い関心
今週は金融アドバイザーの推奨ポートフォリオ、Bitwiseのビットコイン20万ドル到達予測維持、アリゾナ州知事による押収仮想通貨の準備基金法案への拒否権行使に関するニュースが最も関心を集めた。
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧