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VanEckのビットコイン先物ETF、16日に取引開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VanEckのビットコイン先物ETF

株オプションや先物の米国取引所大手「Cboe Global Markets(以下、Cboe)」は15日、米資産管理企業のVanEck社のビットコイン先物ETFを米時間16日よりローンチする方針を発表した。

正式名称ビットコイン・ストラテジー・ファンドのティッカー名は「XBTF」。10月下旬に承認を受けていたが、取引開始は1ヶ月弱延期されていた。他のETFとは違い、承認直後に取引を開始しなかった要因は現時点では明かされていない。

取引開始時刻は日本時間16日の23時30分頃を予定している。

一方、VanEck社のビットコイン現物ETFは12日、米SEC(証券取引委員会)から「このETFは、相場操縦や詐欺行為を防ぎ、投資家の利益を守るための要件を満たしていない」として、非承認の判断を受けたばかり。10月に米国初の先物のビットコインETFが承認された後では、初となるビットコイン現物ETFの最終判断となっていたため、SECの対応への変化が注目されていた。

関連:米SEC、VanEckの現物ビットコインETFを非承認

また、ビットコイン先物ETFは現物ETFとは違い、保管コストやロールオーバーの損益が発生するため投資家にとってもコストが高いなどのデメリットが指摘されている。

VanEck社のJan van Eck CEOも13日、「SECの判断に関しては失望した。投資家が先物ETFではなく、より優れた現物ETFにアクセスすべきだと思っている」と語った。

ビットコインETFの重要性

また、仮想通貨YoutubeチャンネルのCONNECTVでは、クリプタクト代表取締役アズムデ アミン氏がETFの仕組みやビットコインETFを解説している。

関連:「ビットコインETF」とは|初心者向けに特徴と重要ポイントを解説

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