米司法省、BitConnect詐欺から押収した64億円の仮想通貨を売却へ

売却金は被害者に返還

米司法省は16日、BitConnect詐欺に関連する64億円相当の暗号資産(仮想通貨)を売却する計画を発表した。

連邦地裁は12日に、司法省がBitConnectの主要プロモーターGlenn Arcaro氏から押収された64億円に相当する仮想通貨を清算する申し出を認めた経緯がある。清算予定の金額に関しては、米国で詐欺から押収された仮想通貨において最大規模だという。

BitConnectはICO(トークン販売)によって誕生した仮想通貨プロジェクトで、最盛期の2017年には、時価総額ランキングで10位以内に位置していた。しかしその後、ポンジスキーム的な性質が米国の規制当局などから指摘され、BitConnectは自身の取引所運営を停止、他の取引所でも上場廃止措置などが取られたことで、トークンであるBCCの価格は暴落。投資家から約2,200億円を詐取したとされている。

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また、プロモーターだったArcaro氏に関しては、9月の裁判で、他のBitConnectメンバーと共謀してBitConnectの独自トークンや仮想通貨取引を、優れた投資先と謳って不正に売り込んでいたことについて有罪を認めた。

司法省は押収した仮想通貨を売却し、米ドルとして被害者に返還する方針があるという。なお、売却の対象銘柄については明かされていない。

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