NYC、感謝祭のパレードをNFTに
アメリカのニューヨーク市で行われる巨大バルーンを用いたパレード、「メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード」で、NFTのリリースが企画されていることが明らかになった。
メイシーズは米国の大手百貨店で、今回はパレードをテーマにした一連のNFTをリリースし、その収益を慈善団体のメイク・ア・ウィッシュ財団に寄付する計画となっている。
メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレードは全米でも古くから行われているパレードの一つで、米国の祝日である感謝祭(サンクスギビング)に行われる。95回目となる今年は11月25日に開催を予定しており、テレビ放送も行われるという。
パレードのメインは、ポケモンのピカチュウのような著名なキャラクターによる巨大バルーンの行進だ。
ブロックチェーンにはポリゴン(MATIC)を採用しており、計9,510点のNFTが提供される。このうち、10点が特別なNFTとしてオークションにかけられる。
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また、9,500点は無料で発行可能となり、NFTマーケットプレイスのSweet上で販売される。二次流通の収益の10%も寄付されるという。
メイシーズのエグゼクティブプロデューサーであるウィル・コス氏は次のようにコメントした。
この歴史を祝うために、私たちはNFTという形でアートを制作し、作品はパートナーであるメイク・ア・ウィッシュ財団の資金を集めると同時に、パレードのマジックを新たな世代にももたらしたい。