インド投資ファンド、ブロックチェーン投資信託の申請書提出

ブロックチェーン関連の投資信託に投資を計画

インドの投資ファンドNavi Mutual Fundは3日、インド証券取引委員会(SEBI)に、新たなブロックチェーンファンドの申請目録書を提出した。

この「Navi Blockchain Index Fund of Fund(Naviブロックチェーンインデックス・ファンドオブファンズ)」は、ブロックチェーン関連企業のパフォーマンスを測る指標「Indxx Blockchain Index」を追跡するように運用される予定だ。

草案によると、ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)関連の企業に直接投資するものではなく、「Indxx Blockchain Index」に投資するインド国外のETFやインデックスファンドに投資することで、長期的な資本増価を目指すという。

「Indxx Blockchain Index」の現在の構成銘柄としては、Advances Micro Devices(AMD)、Nvidia Corp、Salesforce.com Incその他が挙げられる。

ファンドオブファンズとは

複数の投資信託に投資する投資信託のこと。一般的な投資信託が、複数の株式や債券を購入するのに対して複数の投資信託を購入する。ポートフォリオの分散性を高めることで、より安定した運用を目指す点が長所とされている。一方で手数料は高くなる傾向もある。

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なお、Navi Mutual Fundは、インドの大手Eコマース企業Flipkart(フリップカート)の共同創業者Sachin Bansal氏が率いる金融サービス会社Naviグループに属しているファンドだ。

InvescoはブロックチェーンETFを保留

インドの仮想通貨規制が策定されようとしている状況で、この「Naviブロックチェーンインデックス・ファンドオブファンズ」を、SEBIが承認するかどうか注目が集まっている。

他の企業の事例として、CoinSharesとInvesco Asset Management Indiaは、今年11月から12月にかけてブロックチェーンETFを立ち上げる予定だったが、インドの規制環境がまだ不明確であることから、リリースを延期すると発表した。

このInvesco CoinShares Global Blockchain ETF Fund of Fund(インベスコ・コインシェアズ・グローバルブロックチェーンETFファンドオブファンズ)は、ギャラクシーデジタルやテスラなどの仮想通貨にエクスポージャー(ポートフォリオ等により価格変動にさらされるの意味)を持つ上場企業50社のインデックスに投資する予定だった。

その点でNavi Mutual Fundが参照する、Indxx Blockchain Indexは構成銘柄として半導体チップメーカーが多いという相違点も指摘されている。

まもなく仮想通貨規制法案提出へ

インドでは、仮想通貨の規制法案がまもなく国会に提出される見込みだ。なお、2019年に仮想通貨の禁止案を起草したインドの元財務長官、Subhash Garg氏は、ビットコイン(BTC)など仮想通貨の禁止を提案したことは間違いだったとの考えを示している。

Garg氏は「仮想通貨は非常に大きな可能性を秘めた新しい技術」であり、「誰も完全には理解していない」ため、広く議論を行うことが必要だと話した。

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