米ゲームストップ、NFT電子市場を年内にローンチか The Wall Street Journal報道

NFT電子市場のローンチを計画

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する米ゲームソフト小売大手「ゲームストップ(GME)」は、NFT(非代替性トークン)のマーケットプレイスを開発するため、新部門の立ち上げを計画していることが分かった。情報筋の話として『The Wall Street Journal』が報じた。

マーケットプレイスでは、アバターの服や武器のようなゲーム内アイテムのNFTを売買できるようにする予定。また現在、ゲームの企業や開発者を探しており、暗号資産(仮想通貨)企業との提携も計画しているという。情報筋の話では、2022年内にマーケットプレイスをローンチする予定だ。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームのキャラクターやアイテムだけでなく、アート作品など幅広く技術が活用されている。

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ゲームストップについては昨年5月、NFTプラットフォームのウェブポータルを公開したことが分かった。このプラットフォームがどのようなサービスを提供するか、当時は詳細が明かされていなかったため、今回の内容は続報となる。

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今回の報道で、これまでゲームストップは、NFTの新部門を運営するために20人以上の従業員を雇用したことも分かった。これからゲームのNFTを取引するオンライン上のハブ(中心)を構築していく。

仮想通貨企業とのパートナーシップは、2社との契約が近くに成立する予定だという。技術を共有したり、ブロックチェーンやNFTの技術を使うゲームの開発や、その他のNFTプロジェクトに共同で投資したりすることを計画。今後は10社以上の仮想通貨企業と提携し、今年に数千万ドル(数十億円相当)規模の投資を行う予定だと情報筋は説明した。

ゲームストップはゲーム小売店舗型の全盛期を経て、オンラインショップの普及を受けて多くの実店舗を閉鎖。その後、オンラインでの販売に方向転換してきた。コロナ禍の影響を受けながら、NFTと親和性の高いゲーム業界で、同社が今後どのようにシナジーを生み出すか注目を集めている。

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イーサリアムブロックチェーンを利用か

昨年5月に公開されたウェブポータルから、ゲームストップはイーサリアム(ETH)の技術を活用すると見られている。「GME」というトラッカーから独自トークンの発行も視野に入れているもようだ。

CoinPostの提携メディア『The Block』によれば、雇用するエンジニアには、イーサリアムの開発で使われるプログラミング言語「Solidity」に関するスキルも求めているという。

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