シークレットネットワーク(SCRT)、400億円超の資金調達を完了

エコシステム拡大で4億ドルの資金調達

暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「シークレットネットワーク(SCRT)」は19日、エコシステム構築のため、25団体から4億ドル(約456億円)の資金を調達したと発表した。

資金は、DeFiやNFTなどのアプリケーション、ネットワークインフラ、ツールの拡張を目的とした2億2,500万ドル(約270億円)の新しいエコシステムファンドと、1億7,500万ドル(約200億円)のアクセラレータプールの立ち上げに使用される。

アクセラレータプールは、シークレットネットワーク上に展開しようとする様々なプロジェクトの初期段階の資金源となるものだ。

エコシステムファンドには、Alameda Research、Huobi Ventures 、Kucoin Labs、DeFiance Capital、Hashed、Arcaその他25の団体がパートナーとして参加している。

このファンドは、今後何年にも渡り、シークレットネットワーク上で開発を行っている個人やチームが製品を構築し、市場に投入することをサポートしていく見込みだ。

シークレットネットワークとは

シークレットネットワーク(Secret Network)は、データプライバシーを提供する、オープンソースのブロックチェーンプロジェクト。ユーザーのプライバシー保護機能を備えた分散型取引所(DEX)SecretSwapを提供している。その他、プライバシー保護やアクセスコントロールを備えたNFTプラットフォーム「Stashh」なども実現させてきた。

Alameda Researchのパートナーである、ブライアン・リー氏は次のようにコメントした。

シークレットネットワークは、Web3.0で待望されている、様々なアプリにおけるデータ・プライバシーを解決するために早くから動いている代表的な企業だ。

私たちは、シークレットネットワークのエコシステムを支援できることをうれしく思っており、様々な側面において、このネットワークのグローバルな成長を加速させていくことを楽しみにしている。

Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

タランティーノ監督とNFTを共同開発

シークレット・ネットワークは21年、映画監督クエンティン・タランティーノ氏と提携し、「パルプ・フィクション」のNFTを共同開発した。しかし、この作品を制作した映画スタジオ「ミラマックス社」は著作権侵害などでタランティーノ氏を起訴している。

一方で、ブロックワークスの報道によると、シークレットネットワークは「弊社は、法的措置を取るという通告は受けておらず、タランティーノ監督のNFTの取り組みに協力する意向である」と述べた。

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