パラダイムのファンド規模を超える見込み
米大手ベンチャーキャピタル「Andreessen Horowitz(a16z)」は20日、新たに2つの仮想通貨ベンチャーファンドで総額5,100億円(45億ドル)を調達する計画がFinancial Timesに報じられた。
新規ファンドの立ち上げに関しては、1つ目のファンドで4,000億円を、2つ目では1,100億円を調達する計画で、今年の3月に確実になるという。
a16zは昨年6月に当時では業界最大規模の仮想通貨ベンチャーファンド『Crypto Fund III』で総額2,400億円の調達に成功。一方、仮想通貨VCのParadigm(パラダイム)は同11月に総額2,800億円規模のファンドを発表し、『Crypto Fund III』の金額を超えた。a16zとパラダイムは仮想通貨領域の投資で規模を競っている状態だ。
また、それらのファンドはDeFi(分散型金融)やメタバース(仮想現実)、Web3.0技術を中心に投資するもので、a16zの今回の2つの新規ファンドは同じ領域への投資を拡大するためにローンチされるという。
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