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NFT電子市場「OpenSea」、バグの不正利用発生か=Elliptic

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT購入にバグ利用か

ブロックチェーン分析企業Ellipticは24日、大手NFT(非代替性トークン)電子市場「OpenSea」でバグが悪用され、市場価格よりも大幅に安い値段でNFTが購入されている事例があることを報告した。

少なくとも3ユーザーがこのバグを利用し、12時間で最低8つのNFTを購入していることを確認。バグを利用した購入者はその後NFTを市場価格で売却済みで、全員で合計100万ドル超相当(約1.1億円)の利益を得ているという。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲーム内アイテムやアート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

Ellipticは現時点では、「今回の購入者は、新しい価格でNFTを再度販売するために掲載し直す機能を利用した」と分析。この機能は、前の販売をキャンセルせずに実行することが可能だ。以前の掲載分は、その時点の市場価格よりも大幅に安くなっていることが多く、こちらのNFTが残っていることで、購入に利用されたと述べている。そして、新たな情報が分かれば、また報告するとした。

今回のバグは数週間前に発見されていたようだが、現在まで大きな被害は確認されていなかった模様だ。

今回の購入事例

例えば、「jpegdegenlove」というユーザーは7つのNFTを合計13.3万ドル相当(約1,514万円)で購入。その後すぐに売却し、93.4万ドル相当(約1億円)の利益を暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)で獲得したという。

1ユーザーが7つのNFTを購入していることから、「少なくとも3ユーザーが最低8つのNFTを購入」という説明と数字が合わないが、7つの中に通常の購入が含まれているなどの可能性があると思われる。

jpegdegenloveはNFT売却後、資産の流れを分からなくするミキシングサービス「Tornado Cash」を利用していたが、部分的にユーザーに返金を行なっていることもEllipticは確認した。

また、今回購入されたNFTには、以下のものが含まれていると説明している。

  • Bored Ape Yacht Club
  • Mutant Ape Yacht Club
  • Cool Cats
  • Cyberkongz

OpenSeaが弁償

OpenSeaは安売りされたNFTの所有者に連絡し、弁償を進めることが報じられた。

また、「ガス代が高いため、売り注文をキャンセルせずに、別のウォレットに移す」というガス代迂回の問題について、OpenSeaはThe Blockの取材で、オンチェーンのNFT管理機能を改善していくとコメントした。

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