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HashPortがゲームスタジオ設立、パレットチェーン基盤のNFTゲームタイトル3つを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

3つの「Play-to-Earn」ゲームをリリースへ

株式会社HashPortは2日、ブロックチェーンゲームスタジオ部門である「HashGames」の設立、および2022年夏までに3つの「Play-to-Earn」ゲームをリリースすることを発表した。「Play-to-Earn(P2E)」とは、ゲームのプレイを通じてお金(仮想通貨)を稼ぐことができる仕組みのこと。

HashGamesにおける各ゲームは、同社のNFT(非代替性トークン)事業子会社である株式会社HashPaletteが開発するブロックチェーン「Palette(パレット)」上のサービスとしてリリースされる。

ゲームNFTセールは、3月にリリース予定のHashPaletteの「NFTマーケットプレイス」において行われる予定。

HashGamesは、パレットチェーン上でのPlay to Earnゲームの設計・開発、パレットチェーンのクロスチェーンハブ機能を活かしたマルチチェーン対応、海外ユーザーへのマーケティング支援をサポートするという。

各タイトルでは、共通するトークンとしてパレットトークン(PLT)が使用される。将来的にはIEO(Initial Exchange Offering)を通じてPLTと併存した独自トークンの発行も見据えている。

関連:国内初のコインチェックIEO、パレットトークン(PLT)の特徴と将来性

なお、PLTは、暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが2021年7月に実施した、国内IEO第一弾のトークンであり、その後同取引所に上場を果たした。

3タイトルの詳細

リリース予定の3つのタイトルは以下の通り。 各ゲームはスマートフォンでの利用を想定し、アプリで提供される予定

『De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)』 (仮)

De:Lithe Φ

De:Litheは、サービス開始から累計777万ダウンロードの人気オンラインRPG。これをブロックチェーンゲーム化した最新作が、De:Lithe Φ。

東証1部上場企業のenishが開発・販売するスマートフォン向けオンラインRPG『De:Lithe(ディライズ)』をベースに、パレットチェーンを活用した「Play-to-Earn」モデルの新タイトルとして開発が進められている。

新情報は、公式サイトより発信するという。

ロードマップによれば、2022年夏にゲームがリリースされ、2023年冬にはガバナンストークンの「IEO」実施を目指す。

出典:公式ロードマップ

『CryptoNinja Party!(クリプトニンジャパーティー)』

『CryptoNinja Party!』は、対戦型ソーシャルP2Eブロックチェーンゲーム。実業家のイケダハヤト氏が運営する忍者キャラクターのNFTシリーズ「CryptoNinja NFT」を「Play-to-Earn」モデルを搭載したブロックチェーンゲーム化する。

『ELF Masters(エルフマスターズ)』

『ELF Masters』は、HashGamesオリジナルのファンタジーアドベンチャー型P2Eブロックチェーンゲーム。多くの実験的な取り組みを行っていく予定としている。

今回の発表に際し、HashGamesの『ELF Masters』企画担当である赤石智哉氏は、「日本発のGameFiを世界へという目標を掲げ、本プロジェクトを企画した。日本におけるP2E型のブロックチェーンゲームは、法規制や言語の壁もあり、日本のユーザーがPlayしにくい環境にあった。」「日本の法規制を遵守した上で、話題のスカラーシップモデル(奨学金制度)やメタバース(仮想空間)の要素もある」と説明している。

スカラーシップモデルは、フィリピンなど新興国を中心に、生活費を稼げるとして一世を風靡したアクシー・インフィニティ(AXS)などで人気を博すシステムだ。

高額NFTのデジタルアイテムを貸し出すことで、ゲームで得た報酬を貸主と借主で分配可能に。初期投資にお金をかけられない初心者の間口を広げるべく、無料または格安でゲームを楽しむことができるようになる。

関連:ブロックチェーンゲームで遊ぶメリットと自律分散型の将来性|廃猫

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