ミクシィとDAZN、Flow基盤のNFT市場ローンチへ

ミクシィとDAZNが共同制作

東証1部上場企業の株式会社ミクシィは3日、スポーツ動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」を運営するDAZN Japan Investment合同会社と共同で、スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)」を2022年春頃に提供予定であることを発表した。

DAZNグローバルでは、カネロ・アルバレス氏とビリー・ジョー・サンダース氏の対戦を記念したボクシングNFT(非代替性トークン)を2021年に発行しているが、DAZN社によれば、今回の取り組みはそれを発展させたものだ。

具体的なローンチ日や提供されるNFTコンテンツの詳細については、公式サイトで随時公開、追加する予定としている。

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先日、DAZNは求人ページで、国内NFTマーケットプレイスに携わる人材募集をしていたことから、サービスのローンチは示唆されていた。

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ミクシィは2020年12月にDAZNと協業を開始している。飲食店やホテルなどDAZNを導入する「商業施設利用契約者」が、ミクシィ提供のスポーツ観戦ができる飲食店などが見つかるDAZN公認のサービス「Fansta(ファンスタ)」にスポーツ観戦に特化した情報を掲載することで、シナジーを創出してきた。

「DAZN MOMENTS」の詳細

「DAZN MOMENTS」は、NFT化された様々なスポーツのスーパープレーやメモリアルシーンをコレクションできるサービスで、コンテンツは全て動画で提供される。ミクシィがサービスの開発・運用を行い、DAZNがコンテンツマネジメントやマーケティングを担う。

同サービスは、ミクシィが提携しているブロックチェーン企業Dapper Labs社の独自ブロックチェーン「Flow」を基盤とする。

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Flowは、環境への負荷の抑制、ガス代(ネットワーク手数料)の安さなどを特徴としたチェーンであり、Dapper Labsが開発し大ヒットしたNFTマーケットプレイス「NBA Top Shot」やNFTゲーム「CryptoKitties」の基盤技術としても採用されている。

今後、様々なジャンルのスポーツを追加し、ユーザー同士でコンテンツを売買できるマーケットプレイス機能や、ユーザーがコミュニティとして交流できる機能などを提供しアップデートしていくとした。

DAZNは、国内外の野球、サッカー、F1、テニス、ボクシングなど様々なスポーツの世界最高峰の試合を放映するスポーツ・チャンネル。日本、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、カナダで展開しており、200以上の国と地域で利用できるグローバルプラットフォームも提供している。

ミクシィの仮想通貨・ブロックチェーン参入

SNSやスマホゲームの提供で知られるミクシィであるが、2021年より暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン市場参入の布石を打っている。

同年9月、仮想通貨取引所bitbankを運営するビットバンク株式会社との資本業務提携の締結を発表。約70億円を投じることでビットバンクの株主となった。提携に伴い、ビットバンク代表の廣末紀之氏は、NFT市場への参入やブロックチェーンゲームの開発を示唆していた。

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同年9月にはDapper Labsと業務提携に関する基本合意書を締結したことを発表。ミクシィが「Flow」チェーンを活用した新規事業の企画・開発を担当し、Dapper Labs社がブロックチェーン技術や開発支援などを提供する形で、日本国内でのサービス提供を目指すとしていた。

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