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英国歳入関税庁、税法違反の捜査でNFTを押収=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTを初押収

英国歳入関税庁(HMRC)は、税務申告における違反を捜査する中で、アートのNFT(非代替性トークン)3作品を押収したことが分かった。海外メディアが報じた。

本件で3名が逮捕。NFTだけでなく、5,000ポンド(約78万円)相当の暗号資産(仮想通貨)も押収されているが、英国の法執行機関が初めてNFTを押収した事例として注目を集めている。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲーム業界やアート業界などで、幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

今回の容疑は付加価値税(VAT)に関する内容。総額で140万ポンド(約2億円)相当の違反があったと報じられている。容疑者は身元を隠すため、他人の個人情報を盗んだり、プリペイド式の携帯電話を使ったり、250の架空企業を利用したりしていたという。

HMRCで経済犯罪を担当する幹部は以下のようにコメントした。

 

我々が初めてNFTを押収したことは、デジタル資産を使ってお金を隠そうとする人々に対する警告になるだろう。

 

資産を隠そうとする犯罪者や脱税しようとする人々に対応できるように、我々は常に新しい技術に適応していく。

NFTの動向

NFTを巡っては、国内外で需要が急激に増加している。日本では先月、自民党のデジタル社会推進本部が、元内閣府副大臣などを歴任した平将明議員を「NFT特別担当」に指名したことが大きな注目を集めた。

関連:「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

一方で、犯罪行為における悪用を懸念する声も上がっている。米国では財務省が今月、美術作品によるマネーロンダリング等の犯罪行為に関する調査報告書を公開。NFTを含むデジタルアートはマネーロンダリングに利用される可能性があることを示唆した。

関連米財務省、NFTによるマネロンに警戒

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