CoinPostで今最も読まれています

JPモルガン、メタバース「ディセントラランド」にラウンジを開設

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバースにラウンジ開設

米金融大手JPモルガンは15日、メタバースプラットフォーム「ディセントラランド(MANA)」にラウンジを開設したことを発表した。

関連Decentraland(ディセントラランド)とは|メタバースと仮想通貨MANAの将来性

開設したのは同社のブロックチェーン部門「Onyx」。開設したエリアは、東京の原宿にインスパイアされたという「Metajuku」だ。ラウンジのらせん階段を上がると、専門家たちのアバターが暗号資産(仮想通貨)市場について話している様子が確認できることなどが報じられている。JPモルガンは、銀行業界でメタバースに参入したのは同社が初めてだと主張した。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。

▶️仮想通貨用語集

JPモルガンは今回、メタバースに関するレポートも発表。メタバースとは何か、どのように発展してきたか、Web2.0(従来のウェブ)とWeb3.0(分散型ウェブ)によるアプローチの違いはどこかなどをまとめている。Onyxのグローバル部門のトップChristine Moy氏によると、このレポートは顧客向けに作成したものだという。

レポート作成の目的は「メタバースが人間のやりとりの主流になる」と提案するためではなく、「消費者や企業にとってどのような可能性があるか」を探るものだとした。

メタバースの注目度を示す指標として、米フェイスブックがメタバース事業に注力することに伴って社名を「メタ」に変更してから、主要なメタバース関連銘柄の時価総額が高騰した様子もグラフにしている。

関連フェイスブックが「Meta」に改名、メタバース事業でNFT領域に参入か

メタバースの課題

JPモルガンはメタバースの可能性は非常に高いとする一方で、現時点ではまだ課題があると指摘。技術的な面ではアバターの動きや背景、商業インフラの面では、仮想通貨やWeb3.0といった領域になじみのない人々にも普及するようにユーザー体験などを改善したほうがいいとした。

また、メタバースの商取引を発展させるには、Web2.0のサービスも、仮想通貨決済やNFT(非代替性トークン)・デジタル資産の電子市場を統合する必要があるとも提案している。

関連:「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア