韓国金融大手、デジタル資産ETFサービスを検討か=報道

規制緩和を見越した動きか

韓国のKB Asset Managementが21日、デジタル資産に関連した上場投資信託(ETF)などをローンチするための準備委員会を発足させたようだ。海外メディアのForkastが報じた。

KB Asset Managementは同国の大手金融企業、KB金融グループの資産管理部門。委員会は、暗号資産(仮想通貨)に関する規制が緩和された際に、デジタル資産に関係する金融商品を発売することを目指している模様だ。

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Forkastによれば、KB Asset Managementは現在、デジタル資産ETFで構成されたファンドのほか、仮想通貨に関連する株式ファンドを検討しているいう。

ETFとは

上場投資信託。投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

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有識者は異論の声

韓国では、銀行による間接的な仮想通貨関連のサービス提供は許可されている一方、取引サービスを直接的に提供することは禁じられている。

ただ22年の大統領選に出馬する候補者たちは比較的、仮想通貨に対して肯定的なスタンスだ。与党「共に民主党」の候補イ・ジェミョン(李在明)氏は1月、選挙運動への寄付者にNFTを贈る計画を明かしている。

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今回のKB Asset Managementの動きは、こういった同国内での動向を踏まえての決定の可能性が考えられる。ただ有識者の中には、疑問の声を挙げる人物もいる。

データ分析企業CryptoQuantのKi Young JuCEOは、Twitterで本件を取り上げたツイート(現在は削除済)に反論。「仮に韓国の伝統的な金融機関が国内向けのETFを準備しているとしても、韓国金融サービス委員会(FSC)が承認しない」と自身の見解を語った。

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