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カザフスタン、電力不足に伴い仮想通貨マイニング企業を強制閉鎖

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイニング業者を摘発

カザフスタンのエネルギー省は21日、「規制の範疇を超えて(違法に)電力を使用している」として、13箇所の暗号資産(仮想通貨)のマイニング拠点を閉鎖したと発表した。

点検結果によるもので、調査は地方当局などと合同で行われた。合計202メガワットを利用する仮想通貨採掘拠点の特定に成功したという。

規制強めるカザフスタン

カザフスタン共和国は、中国とロシアに隣接する旧ソ連の国家だ。21年5月に中国のマイニング事業全面停止の影響で、マイニング業者が撤退を余儀なくされた際には、新たな拠点として安価な電力代が着目されたカザフスタンに白羽の矢が立った。

英ケンブリッジ大学の統計によれば、21年8月時点ではカザフスタンのハッシュレートは世界2位まで急成長。米国に次ぐマイニング拠点となりつつある。

出典:CBECI

しかし、同年冬頃までにマイナーの電力使用が急増した影響で、同国内の電力不足が深刻化。カザフスタン政府は21年10月、マイニング企業による電力使用について制限する施策が導入したほか、翌年4月からマイニング企業に対する電力税引き上げが発表された。

関連:カザフ当局、仮想通貨採掘業への課税強化へ

22年1月には、大規模デモに伴うネットワークの遮断でマイニング企業への電力供給が停止する事態も発生。一部では地域全体が停電する状況も発生しており、マイニング企業が地方インフラを圧迫していた。

このような電力使用制限やマイニングコスト増加に伴い、マイナーはカザフスタンから他国へ再移転をせざるを得ない状況に追い込まれた。海外メディアForkastによれば、22年1月中旬だけでも9社のマイニング業者が海外移転したという。

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