米電子取引大手シタデル、仮想通貨取引参入か

シタデルが仮想通貨マーケットメーカーになるか

米電子取引大手シタデル・セキュリティーズのKenneth Griffin CEOは1日、ブルームバーグの取材で同社が暗号資産(仮想通貨)マーケットメーカーになる可能性を示した。

Griffinは取材でウクライナの情勢や市場全般の温度感などを語る中、仮想通貨分野についても見解を述べた。

マーケットメーカーとは

マーケットメーカーは、流動性を提供し金融市場がスムーズに機能することを目的に、特定の資産を大量に売買する市場参加者のこと。一般的には機関投資家がマーケットメーカーとしての役割を果たす。(IG証券参照

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シタデルは今年の1月、大手VCのセコイア・キャピタルと大手仮想通貨ベンチャーキャピタルのパラダイムが主導する資金調達ラウンドで、約1,300億円を調達したことから、仮想通貨事業に対し関心を持ち始めたことが示唆されていた。

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Griffin氏はそれを背景に、「仮想通貨は過去15年間、金融分野における最も注目されているストーリーだ」と述べ、「正直に言うと、私自身は以前では仮想通貨反対派だったが、仮想通貨市場の時価総額規模を見ると自分の判断が間違ったことは明らかだ」、「今も懐疑的な部分はもちろんあるが、私の意見に同意しない人の数は遥かに多いだろう」と語った。

また、仮想通貨事業参入の可能性については、「機関投資家や投資家のポートフォリオ配分の問題を解決しようとする中で、仮想通貨のマーケットメーカーになることを真剣に考える必要がある」、「今後数ヶ月の間に、仮想通貨のマーケットメイクに携わることになると思う」とコメントした。

Griffin氏は昨年10月時点では「規制が不明確なため、シタデルは仮想通貨を取り扱っていない」と懸念を示したが、パラダイムやセコイアなどの新規投資家による働きかけが作用したと見られる。

シタデルは、世界有数のマーケットメーカーで、米国では株式、債券、その他の資産を含む全取引の30%近くを扱っている。その最大の顧客の一つは、米人気投資アプリのロビンフッドだ。

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