WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

MetaMaskが利用するインフラ、一部地域で利用制限 ウクライナ情勢受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Infuraが制裁地域で利用停止

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のMetaMaskウォレットが利用するインフラプロバイダーInfuraは3日頃より、特定地域での利用(IP)を停止している。ウクライナ侵攻に関する、ロシアへの制裁が背景にある模様だ。

MetaMask(メタマスク)はインターネットでアクセスできるイーサリアム基盤のウォレット。Infuraは、イーサリアムのノードやエンドポイント(イーサリアムのチェーンデータを同期するノード)を提供している。

メタマスクとは

イーサリアム系の仮想通貨ウォレット。モバイルアプリやウェブブラウザの拡張機能にてサービスを提供しており、仮想通貨の管理や送受金が可能。DeFi(分散型金融)やゲームなどのdApps(分散型アプリケーション)で標準的に利用されているウォレットでもある。

▶️仮想通貨用語集

メタマスクはブログ投稿で次のように説明している。

メタマスクはデフォルトでInfuraを経由してブロックチェーンにアクセスするが、法令遵守の観点から一部の地域で利用できない場合がある。こうした地域でメタマスクを使用しようとすると、エラーメッセージが表示される。

一方、デフォルトは変えられる。

また、Infuraは、以前より米国の制裁プログラムの変更を注視してサービスを制限する地域の変更などの対応を行ってきた。

想定外の地域にも影響か

一方で、当初は調整により、Infuraらが想定したよりも多くの地域が影響を受けたとみられ、ベネズエラの人々は4日、当該サービスからブロックされたことを報告した。これを受けて、Infuraは修正を行ったとして、次のようにツイートした。

ユーザーからご指摘された件について、修正を行ったのでお知らせする。米国をはじめとする各国からの新たな制裁命令に伴い、一部の構成を変更するにあたって、誤って必要以上に広範囲な設定をしてしまった。

これは私たちの見落としであり、ご指摘いただいたことに感謝している。ご指摘を受けたことで、原因を究明し、修正し、サービスを再開することができた。

また、メタマスクも復旧したことを報告。次のように補足説明を行っている。

メタマスクは、デフォルトのエンドポイントをInfuraに設定しているが、この設定はユーザーが希望する場合や、サービスに不具合がある場合に変更することが可能だ。

仮想通貨関連サービスでは、大手NFTマーケットプレイスOpenSeaも、制裁に対応しているところだ。

OpenSeaの広報は「OpenSeaは、米国の制裁リストに掲載されているユーザーや地域が、NFTの取引や譲渡含め、サービスを利用できないようにしている」と述べた。また、利用規約でも、制裁対象地域のユーザーがサービスを利用することを禁止していると続けている。

ロシアの制裁回避を警戒

米国や欧州は、ロシアが仮想通貨を使用して制裁回避しようとすることについて警戒を高めているところだ。

欧州連合(EU)の財務大臣会合は2日、ロシアの仮想通貨利用に対策を講じる計画を発表。特に、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、仮想通貨企業がロシアのユーザーへのサービス提供を禁止する政策を推進すると報じられている。

また、米FRBのジェローム・パウエル議長は2日、ウクライナ情勢を受け、仮想通貨規制に対する必要性が高まっていると米議会に呼びかけた。

関連:欧州連合、ロシアの仮想通貨取引監視を強化へ 制裁逃れを警戒

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
12:15
メタプラネットが253億円の自社株買い ビットコイン購入配分を80億円戻す
メタプラネットは10月の自社株買いが約253億円に達したと報告した。社債80億円を完済し、その分仮想通貨ビットコイン購入への配分が増えた。
11:18
ビットコイン8万ドル割れ、ウィンターミュートは7.68万ドルを注視
仮想通貨トレーディング企業ウィンターミュートは2日の週次レポートで、ビットコインが8万ドルを下回ったと指摘した。バイナンスの約63億ドル流出後に15億ドル規模の清算が発生。次に維持すべき水準として約7.68万ドルの50週移動平均を挙げた。
10:38
米SEC、トークン投票だけでは「管理者」に当たらず FAQで見解
米SEC企業金融局は11月2日、仮想通貨の分類に関するFAQに3問を追加した。互いに関係がなく協調の取り決めもない広範なガバナンスの参加者は、原則としてネットワークの実質的な管理者(中央当事者)に当たらないとのスタッフ見解を示し、管理者と見なされる権限の具体例も挙げた。
10:15
EU拠点の組織から167億円以上の仮想通貨が不正流出の疑い
ZachXBT氏は、EU圏の組織が複数の取引所口座から1億600万ドル超を不正に引き出された疑いを報告した。資金はイーサリアムやモネロに換えられ移動されているところだ。
09:35
北朝鮮、バイナンス流出の関与を否認 FBIに「重大な政治的挑発」
北朝鮮の金与正氏は、バイナンスから60億ドル超の仮想通貨が盗まれた事件を北朝鮮の犯行としたFBIの発表に反発し、「重大な政治的挑発」と非難する談話を出した。過去最大とされる流出の経緯をまとめた。
08:50
SBI、米エレボール銀行に1億ドル出資へ ステーブルコイン入出金に対応
SBIホールディングスが米デジタルバンクのエレボールに1億ドルを出資する。同行はステーブルコインの入出金やブロックチェーン決済に対応し、2026年2月の開業後、預金は70億ドルを超えた。同行の事業内容と出資の狙いをまとめる。
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
08:31
北朝鮮の仮想通貨窃取累計約1.9兆円、GDP45%相当=アナリスト
バイナンスから60億ドル超が流出した事件を受け、北朝鮮ラザルスによる仮想通貨の累計窃取額は118.7億ドルに達したとアナリストが試算した。北朝鮮のGDPの45%に相当する。FBIは今回の事件を北朝鮮の犯行と発表している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧