クリプトとゴールド採掘のETF
米資産管理企業VanEck社は先日、SEC(証券取引委員会)に暗号資産(仮想通貨)およびゴールド(金)関連のETFを申請したことが明らかになった。
今回のETF(上場投資信託)は仮想通貨とゴールドのマイニング企業のパフォーマンスを追うもの。仮想通貨の現物投資やデリバティブ取引は行わないが、具体的なアロケーションについてはまだ開示されていない。
同社は昨年12月に仮想通貨)マイニング関連のETFを申請。ポートフォリオの8割が仮想通貨のマイニングを行う、あるいはマイニング関連の事業を進めている企業の株式に充てられ、残りの2割は外貨や預託証券などで運用されるものだ。
SECは昨年11月にVanEckの現物ビットコインETFを非承認し、他社の申請も全て非承認してきた。一方、複数のビットコイン先物ETFに関しては認めている。
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