ローチケNFT、今春販売へ
SBINFT株式会社は16日、株式会社ローソンエンタテインメントとの提携を通じて、ローソンチケットを記念NFT化する新サービス「LAWSON TICKET NFT」を発表した。2022春の提供を目指す。
【SBINFT × ローチケ】
— SBINFT Official (@sbinft_market) March 17, 2022
株式会社ローソンエンタテインメントのチケットサービス"ローチケ"で、SBINFT社の技術支援のもと、電子チケットをNFTで保管できる新サービス『LAWSON TICKET NFT』が2022年春より提供開始予定!
思い出のイベントチケットを半永久的に残せる時代へ。https://t.co/o3cT9pCf41
「LAWSON TICKET NFT」はコンサート・スポーツ・演劇などのイベントチケットを半永久的に保管できる記念NFTとして販売するサービス。SBINFT株式会社と協力し、ブロックチェーン技術を利用して今春提供を開始する予定だ。
NFT化したチケットには会場の座席情報や希少性の高い画像を記録。唯一の記念チケットとして残すことが可能となる。
SBINFT株式会社はサービス開始の経緯を以下のように説明した。
近年はチケットのデジタル化が加速しており、高い利便性に好評を得る一方、「思い入れのあるイベントチケットは記念に手元に残しておきたい」というお声が多く上がっていました。
SBINFTは今週15日にも株式会社バンタンと協力してNFT化した卒業証書の授与に協力。ポリゴン上で卒業証書NFTを発行することで、コロナ禍でも家族に卒業できたことを共有したり「卒業証書が数億円もの価値として評価されるようなクリエイターへと大きく飛躍してほしい」という願いが込められているという。
関連: バンタングループ、卒業証書にNFTを活用 SBINFTと協力
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。
▶️仮想通貨用語集
SBINFTとは
SBINFT株式会社はSBIホールディングス株式会社の子会社。21年9月にSBIはスマートアプリの株式を取得することで連結小会社化を表明し、社名変更を行なっていた。
関連:SBIがNFT市場進出、nanakusa運営のスマートアプリを子会社化
本日18時からは同社の提供するNFTマーケットプレイス「nanakusa」のリブランディングも実施予定。「nanakusa」から「SBINFT Market」となる。
『SBINFT Market』新しいロゴとスローガンが正式に決定いたしました!
— SBINFT Official (@sbinft_market) March 16, 2022
NFTマーケットプレイス『nanakusa』をリブランディングした新たなサービス『SBINFT Market』は、明日18時に公開予定です。
新ロゴとスローガンの詳細はプレスリリースをご確認ください。https://t.co/dLOalxWFUd
これまで通り、ポリゴン上でNFTの発行と販売、そして二次流通サービスを提供。決済手段では暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)の他、クレジットカードが利用可能だ。
新たなスローガンに「Where the new creatives belong〜新しいクリエイティブが属する場所~」を掲げ、クリプトに関心があるすべての人の新たな居場所を創出することを目指すという。
関連:「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー