国内初、DOGE取り扱いへ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所BTCBOXは29日、来月中にドージコイン(DOGE)の取り扱いを予定していることを発表した。実現すれば、国内の暗号資産交換業者では初の取り扱い事例となる。
DOGEについては「かんたん売買」での取り扱いを予定。詳細は近日中に発表する方向だ。
BTCBOXでは、2022年4月中に「かんたん売買」において、新たに「ドージコイン(DOGE)」の取扱いを予定しております。
— BTCBOX 公式(BTCボックス) (@BtcBox_Co_Ltd) March 29, 2022
ドージコインはインターネット・ミームである「ドージ(@dogecoin)」の柴犬をモチーフとした暗号資産です。https://t.co/Ltwh0MweJ7
過去にもDOGEを取り扱う国内取引所はあったが、金融庁の暗号資産交換業者登録を完了している取引所での取り扱いは初となる。
DOGEとは
ドージコインは仮想通貨黎明期の2013年にジョークとして作られた銘柄。日本在住の柴犬である「かぼすちゃん」が元ネタのミームをモチーフとしている。
当初はパロディとして作られた銘柄だったが、長らく草コインの代表格として支持を得ており、2021年にはコロナ禍で米国の個人投資家層から注目を集め、一時は時価総額4位に食い込んだ。
昨春はドージコインの人気に台頭したシバイヌ・トークン(SHIBA)などのミーム犬銘柄も脚光を浴びるなど、投機性の強いマーケット環境が見られた。
SNSではテスラのイーロン・マスクCEOが度々ドージコインについて投稿を行い、言動が市場心理に影響を与えた場面も多数あった。
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