Epic Games、メタバース構築を加速 ソニーGらから2,500億円を資金調達へ

メタバース構築を加速

「フォートナイト」などのゲームを手掛けるEpic Gamesは11日、約2,500億円(20億ドル)を資金調達すると発表した。

今回の資金調達はソニーグループと、玩具会社レゴの親企業KIRKBIが10億ドルずつ出資する。調達した資金は、メタバース(仮想空間)の構築と企業の成長に利用するとした。公式発表には「デジタルエンターテインメントの未来を構築する」というタイトルを付けているが、ブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)、暗号資産(仮想通貨)を利用するかは現時点では不明確である。

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メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。NFTや仮想通貨とも親和性が高いとされる。

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Epic Gamesは1991年創設。米国に本社を構え、世界に40以上のオフィスがある。現在は双方向エンターテインメント領域を主導し、3Dエンジン技術も提供。世界で最もオープンで高度なリアルタイム3D制作ツールと主張する「Unreal Engine」やオンラインサービスを通して、開発者やクリエイターがゲームなどのコンテンツを開発・配信できるようなエコシステムを構築している企業だ。

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ソニーグループはこれまでもEpic Gamesに出資を行ってきた。日経新聞によれば、今回の出資が3回目で、Epic Gamesの株式を約4.9%保有することになるという。

Epic Gamesは7日、レゴと長期的なパートナーシップを締結したことも発表。両社で協業して、子供や家族が安全に楽しく遊べるメタバースの未来像を形成していくと説明した。

ソニーグループの吉田最高経営責任者(CEO)は今回の出資について、以下のようにコメントしている。

 

クリエイターとユーザーが時間を共有するメタバース領域で、Epic Gamesとの関係を深められることを楽しみにしている。

 

我々の技術や経験を組み合わせれば、スポーツなどのバーチャルな取り組みにおいて、新しいファン体験を生み出したりして様々な事業を加速させることができるだろう。

今回の資金調達は、これから慣習的な取引完了条件を満たし、規制当局の認可を得てから契約完了となる。契約完了後のEpic Gamesの企業価値は約4兆円(315億ドル)になるという。

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