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人気NFTのサブドメイン需要か、10,000番以下のENSアドレスの登録数が急増

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

4桁台の数字のENSアドレス

簡単な文字列を暗号資産(仮想通貨)のアドレスに設定できるイーサリアム・ネーム・サービス(ENS)の登録数が、過去数日間に急増している。4月26日のドメイン登録数は1万件を超え、年間最高値を記録した。

出典元:Dune Analytics @makoto

主に「2300..eth」、「5120.eth」といった4桁台の数字のENSアドレスが取得されたようだ。背後では、人気NFT(非代替性トークン)コレクションのホルダーが、保有するNFTのシリアルナンバーとリンクしたENS番号を求めている、といったナラティブ(言説)が拡がったようだ。特に「○○○.eth」の前に文字列を挿入し、「△△△.○○○.eth」のようにしてドメインを区分けするサブドメインがねらいと見られる。

8903.ethを持っている方は、サブドメイン『bayc.8903.eth』を買いたいからDMを送ってくれ。azuki.8903.eth, moonbird.8903.eth, punk.8903.ethみたいな8903同士は皆ファミリーだ。

関連:ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)と分散型IDの違いとは

NFT文化と10,000という数字

セレブリティが購入している「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」をはじめ、アニメアート系NFTの「AZUKI」などの人気の高いNFTコレクションは、作品数が1万点に限定されているケースが多い。これに派生して、STEPNのデジタルシューズでも10,000番以下のシリアルナンバー(ジェネシス・スニーカー)にレアリティ(希少性)が付くなどの文化が生じている。

イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)が解釈するドメイン名はユーザーのイーサネットアドレスに紐づくため、ENSは常に唯一無二の特徴を持つ。例えば、VitalikのENSドメイン名「vitalik.eth」は、彼のイーサリアムアドレス「0xd8….45」が可読化されたもの。

ENSの利用料は年間5ドルだが、アドレスネームの文字数や登録期間が長くなるほど費用が高くなる料金体系。ブロックチェーン分析プラットフォームTokenTerminalによると、ENSでは26日だけで約1.5億円(120万ドル)の売上が発生したとされる。このボリュームは数年前には考えられなかった規模と、ENSの主要開発者のJeffLau氏は述べている。

数年前のENSでは年間100万ドルちょっとを売上げるのがやっとだった。1日で100万ドル売れるなんて口走ったら、馬鹿にされていただろう。

26日に4桁台のENSドメインはわずか6時間で売り切れたという。10,000個限定のNFTコレクションは複数あるが、10,000以下のENSアドレスは1万件しかないため希少価値がついているようだ。大手NFTマーケットプレイスOpenseaでは、0.25ETH(約8万円)のフロアプライス(底値)で取引されている(執筆時点)。

関連:米コインベース、Ethereum Name ServiceのDAO提案に投票

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