はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

6/29(金)|CMEのBTC先物6月限最終取引日を迎え下げが加速・国内外の複数取引所に新たな動き

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
CMEのBTC先物6月限最終取引日を迎えて下げが加速。また、国内外にある複数の取引所に新たな動きがあり、市場の混乱を招いています。
仮想通貨関連株
弱含みの銘柄も多くある中、次世代O2Oを実現する位置連動型プッシュ通知ASPで知られるアイリッジ(3917)、dAppsゲームなどの開発に着手するアクセルマーク(3624)、ガイアックス(3775)などが高い。

仮想通貨市場

仮想通貨市場の下落が止まらない。

ビットコイン価格は6月25日、年初来安値更新後に一旦反発したものの、本日13時に再度65万円を割り込むなど底を掘っています。

特にレジスタンスラインとして注目された、BTC/USDにて6,000ドルを下回り、5,000ドル台に突入しました。

出典:TradingView

年初から続く下落に対して影響を与えた原因の一つとして、ビットコイン先物を提供するシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)にて、6月のビットコイン先物契約の最終取引日を迎えました。

なお、6月のBTC先物契約の決済日時は、7月5日となります。

今後のCMEとCboeのBTC先物取引の最終取引日時と決済日時の一覧は、以下の通りです。

CME

出典:CME

Cboe

出典:Cboe

国内外の取引所で日本に対する対応表明相次ぐ

年初からハッキングが相次いだことで浮き彫りとなったサイバーセキュリティ問題に加え、マネーロンダリングなど、金融規制の分野において世界的にどのように対策を議論する動きが各国政府、規制機関で盛んになってきています。

日本の金融庁では、bitFlyerなど大手取引所を含む6社に業務改善命令を出し、それに続く形で、仮想通貨交換業協会で2人の副会長が辞任を発表、bitFlyerの新規口座開設一時停止などが発表されました。

金融庁からの公式対応は一切出されていませんが、ここ数日で海外取引所4社から日本人居住者向けのサービスに関する対応方針が続々と発表されたことが話題となりました。

各社対応内容が違いますが、対応発表を出したのは以下の3社です。

  • Huobi
  • BigONE
  • Kucoin

この他、マイナー取引所ではありますが、『AAcoin』にて、日本IPからのログインが制限されているといった噂も出ています。

BTC建やUSDT建がメインとなる仮想通貨ではありますが、フィアット建での取引量ではJPY取引が世界的にかなりのシェアを維持しており、日本は世界的に見ても、仮想通貨重要国としての認識を得ています。

そういった中で、日本の規制当局の動きや、直接的な流動性の制限に影響する海外取引所の日本在住ユーザーへの動きは注目されており、地合いの悪い相場の中で、日本投資家だけでなく海外投資家の不安材料の一つになっていることは間違いないでしょう。

また取引所Huobiは、突如メールにて発表された日本国居住者への対応情報から2日、より明確な対応方針を再度メールで利用者ユーザーに向けて送信しました。

内容の要約として、7月2日には日本語ページの削除が行われるのみで、日本居住者に対するウォレットサービスの提供は継続される模様です。

「日本国の法律を準拠した上で、仮想通貨関連のサービスを日本居住者向けに提供していく」との旨が今回の追加見解でも明言されており、日本撤退ではなく、金融庁の規制の元運営するための対応だと考えることができます。

詳細は以下の記事にて掲載

速報:Huobi Proが日本人向けサービス停止に関する見解を表明・JCBA(日本仮想通貨事業者協会)に加入
Huobi Proが日本人向けサービス停止に関する見解を表明 仮想通貨大手取引所のHuobi Proは6/27に、日本居住者の...

コインチェックでも新たな動き

直近でコインチェック側から複数の発表が行われました。

対応内容は、以下の通りです。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

フランスのマクロン大統領が29日、欧州連合(EU)首脳会議で「難民・移民に関する合意が、約9時間に及ぶ協議の末にまとまった」と発表したことで、外国為替市場で円安・ドル高が進み、投資家心理が改善。

週末で売りが出やすいことと、米中貿易摩擦の懸念が残るために日経平均は小幅高となりましたが、安値割れしていたマザーズ指数は+2.14%と一定の反発を見せています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、軟調な銘柄も多くある中、次世代O2Oを実現する位置連動型プッシュ通知ASPで知られるアイリッジ(3917)、dAppsゲームなどの開発に着手するアクセルマーク(3624)、ガイアックス(3775)などが高い。

そのほか、スマホ関連の総合サイト運営で知られるAppBank(6177)が15.77%の大幅高に。

AppBankは、仮想通貨を利用したMMORPGの開発を手掛けるアソビモ株式会社と連携し、同社役員のマックスむらい氏が「ASOBI COIN」アドバイザーに就任するなどしています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
アクセルマークがブロックチェーンゲームdApps参入|話題のCryptoKittiesとは
ソシャゲ銘柄として知られる「アクセルマーク」が、仮想通貨とブロックチェーン技術を活用したdAppsの参入を発表、株価が高騰しています。dAppsの海外成功例として、イーサリアムを使用したCryptoKittiesがあり、ゲーム内取引が盛んに行われた結果、ETHの総取引量の内30%を占めるまでに急成長を遂げています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/27 水曜日
18:20
「Web3と日本のセキュリティトークンは融合するのか?」レポート|WebX 2025
WebX2025で行われたセキュリティトークンのパネルディスカッション。日本市場は累計2,230億円規模に成長する一方、グローバルではトークン化MMFが270億ドル市場に急拡大。DeFiとの融合など今後の展望を業界リーダーが議論した。
17:56
Bitwise責任者が語る「米国のビットコインETFと既存金融への影響」|WebX2025
WebX 2025でBitwise Asset ManagementとGalaxy Digitalの専門家が米国ビットコインETF承認後の市場変化、規制環境の転換、ステーキング等の次世代機能、日本市場の課題を議論。
16:38
「Tokyo Hash」が「HashKey Japan」に社名変更 日本市場での事業拡大を加速
HashKey Group傘下のTokyo Hashが「HashKey Japan」へ社名変更。日本市場を戦略拠点に、取引に加え資産運用やオンチェーン機関サービスへ事業拡大を加速。
13:40
Gemini、XRPクレカ発行でアプリ順位急上昇 コインベースを追い抜く
米取引所GeminiがXRP報酬付きクレジットカードを発表し、AppStoreランキングでコインベースを抜いて11位に浮上した。最大4%のXRPキャッシュバック、年会費無料などの特典で、ユーザーの大きな注目を集めている。
13:05
グーグル、金融向けL1ブロックチェーンGCULを開発中
グーグルが金融向け独自L1ブロックチェーンGCULを開発していることが判明した。パイソン基盤のスマートコントラクトを特徴とし、数十億ユーザーへの展開を計画している。
11:25
SBIとチェーンリンク、RWAとステーブルコインで戦略的パートナーシップ締結
SBIグループが仮想通貨チェーンリンクとの戦略的提携を発表。トークン化資産、規制対象ステーブルコイン事業などを日本・アジア市場に焦点を当てて展開していく計画だ。
10:55
「ETHは5400ドル台まで上昇の可能性」トム・リー引用の価格分析
ビットマインの会長のトム・リー氏は、仮想通貨イーサリアムの価格分析をXで引用。この分析によるとイーサリアムは4,300ドル付近で底を打ち、5,450ドル近くまで上昇する可能性がある。
10:35
カナリーキャピタル、初のトランプコイン(TRUMP)現物ETFを申請
カナリーキャピタルがトランプ大統領のミームコイン「TRUMP」の現物ETFを申請した。完全直接投資型は初となる。SEC承認のハードル、他社との違いを解説する。
10:06
トークン×金融: メガバンクと証券会社が牽引する金融の近未来|WebX2025
WebX2025でメガバンク・証券会社幹部がトークン化金融を議論。2000億円市場の実績、T+2決済の課題、ステーブルコイン活用戦略を詳報
09:55
クジラ売却後のビットコイン相場、再び強気転換の兆しか=Bitcoin Vector分析
ビットコイン大口投資家が先週日曜日に2万4000枚を売却し価格が4000ドル急落したが、ビットコイン・ベクターの分析では構造転換指標が再び強気転換を示している。アルトコイン・ベクターはイーサが5000ドル突破を目指すと分析した。
09:15
金融トークン化の現状、Bitwise・Visa・DigiFT責任者が討論|WebX2025
2025年のWebXで金融トークン化の専門家パネル実施。マネーマーケットファンドから始まる段階的普及戦略、規制課題、決済インフラ整備について議論。米SEC規制緩和の動向も解説。
08:40
AI駆動型ヘッジファンドNumerai、JPモルガンから5億ドル投資獲得 
AI駆動型ヘッジファンドのヌメライが、JPモルガン・アセット・マネジメントから5億ドルの投資を獲得。2024年に25.45%のリターンを記録し運用資産4億5000万ドルに拡大。
07:42
メタマスク、グーグルなどのソーシャルログイン機能を導入
メタマスクが8月26日、グーグルやアップルアカウントを使った新しいソーシャルログイン機能を発表。従来の12単語シードフレーズやログインパスワードの管理を簡素化しつつもセルフカストディアル性を維持。
07:10
シャープリンク、イーサリアム保有量約80万ETHに増加
シャープリンクが8月24日時点でイーサリアム保有量を79万7704枚まで拡大。週間5万6533枚購入し約37億ドル相当のETH資産を保有。
07:00
マネックスG、日本円建てステーブルコイン発行を検討
マネックスグループは、円に連動するステーブルコインの発行を国内で検討していることがわかった。また、欧州の仮想通貨関連企業の買収を検討していることも明らかになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧