イーサリアム基盤Web3
米大手投資アプリのロビンフッドは17日、年内にNFT・DeFiに対応した仮想通貨ウォレットを導入することを明らかにした。
この内容は、同社Vlad Tenev CEOがBlockworksが開催中のPermissionlessカンファレンスで伝えたものだ。Web3対応のウォレット導入によって顧客基盤を拡大する狙いがあると見られている。
4月上旬に、仮想通貨ウォレットをリリースした経緯がある。しかし、当初のバージョンは、ロビンフッドに入金したりロビンフッドから出金したりすることはできるが、メタマスクなどのようにWeb3の分散型アプリ(dApps)に接続することはできない。また、銘柄のエアドロップやステーキング、NFTなどの機能にも対応しない。
なお、ライバルのコインベースは昨日、公式アプリからイーサリアム(ETH)基盤のWeb3アプリにアクセスする機能を公開する計画を発表したばかりだ。
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