はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所FTX、新LUNAエアドロップの詳細発表 入出金タイミングは後日告知

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

受け取りトークン量は条件で変動

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のFTXは27日、先日対応を発表したLUNAのエアドロップについての詳細を発表した。

ユーザーがエアドロップで受け取れるトークンの量は、テラ・クラシック(旧テラ)で保有していたトークンの種類や保有期間、数量によって変動する。

FTXはLUNAに関連するトークンのティッカーシンボルの再設定も実施。詳細は以下の通りだ。

  • 旧LUNA(テラ・クラシック)=LUNC
  • 旧UST(テラ・クラシック)=USTC
  • 新LUNA(テラ2.0)=LUNA2

攻撃前と攻撃後のスナップショット

保有期間については、5月7日(攻撃前)と5月26日(攻撃後)にスナップショット実施され、それぞれの期間のユーザーを区別して扱う。

攻撃前のユーザーには、全LUNA2のうち35%が配布される。

保有している旧LUNAが1万トークン数未満の場合、エアドロップの発生時に30%が即座にアンロックされ、残る70%は6ヵ月のクリフ期間後、2年間に渡り段階的に配布されていく

旧LUNAの保有数が1万以上かつ100万未満のケースでは、1年間のクリフ期間の後、2年間に渡り段階的に配布される。

旧LUNAの保有量が100万を超えている場合は、1年のクリフ期間後、4年間、段階的に配布されていく。

エアドロップとは

エアドロップとは、仮想通貨(トークン)を無料配布すること。認知度向上キャンペーン的な性質を持つ

▶️仮想通貨用語集

関連:FTXなど、テラ2.0とLUNAのエアドロップに対応予定

攻撃後のユーザーには、LUNA2の10%が旧LUNAの保有者に、15%が旧USTの保有者に分配される。

エアドロップされたトークンは、ドロップ時に30%がアンロックされ、残る70%は6ヵ月のクリフ期間後、2年間の権利が確定する。

入出金の時期は後日告知

FTXは、LUNA運営側がFTXへのLUNA2の配布を完了した後、31日までに初期ロック解除した同トークンを配布する。出金・入金が可能となるタイミングは、後日発表される予定だ。

なお同取引所は、攻撃前のスナップショット時に旧LUNAのスポット借入・貸付市場プログラムを提供していた。

よって、各ユーザーが権利を有するLUNA2のトークン数が、スナップショット時にユーザーが保有していた旧LUNAと直接比例しない場合があると警告している。この問題には、FTX側が調整で対応することが告知されている。

関連:テラ(LUNA)のセルフバーン運動、Do Kwon共同創設者は否定的

FTXのほか、バイナンスやクラーケン、OKXなどの海外取引所もテラ2.0エアドロップの対応を行う予定で、上記の詳細に類似するものだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
16:51
NVIDIA決算好調、米株上昇と仮想通貨相場回復の連鎖起点に
11月19日NVIDIA決算発表後、Nasdaq総合指数0.6%高。マイニング企業株(IREN10%高など)がAIシフト恩恵で買われ、BTCは89,000ドル安値から91,000ドル回復。専門家は電力供給の重要性を指摘、関連投資機会を分析した。
16:44
米民主党議員がトランプ一族関与のワールドリバティに調査要請 国家安全保障への懸念示す
エリザベス・ウォーレン上院議員らが、トランプ大統領一族が関与するDeFiプロジェクト「ワールドリバティ・フィナンシャル」に対する調査を要請した。北朝鮮・ロシア関連団体へのガバナンストークン販売が国家安全保障リスクになると指摘し、利益相反の懸念も表明した。
16:00
米大手取引所クラーケン、SECにIPO申請を提出 評価額3.1兆円
米仮想通貨取引所クラーケンが米SECにIPO申請を提出。評価額は200億ドル(約3.1兆円)で、2026年第1四半期の上場を目指す。トランプ政権の友好姿勢を背景に、仮想通貨企業の上場ラッシュが続く。
14:09
ビットワイズのXRP ETFが米国で上場へ カナリーに次ぐ2つ目の現物型商品
ビットワイズのXRP現物ETFがNYSEに上場へ。欧州GXRPに続く2本目のXRP商品で、米国では初提供。XRPCの初日取引高90億円超など、アルトETF市場が急拡大している。
12:35
ビットコイン9万ドル回復、エヌビディア好決算で投資家心理改善 マイナー売り圧に変化の兆しも
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+3.4%の1BTC=92,331ドルに。 20日にかけて、88,000ドル付近から92,000ドル超…
11:59
ブロック社が強気の財務見通し、3年で粗利益2.5兆円目指す  自社株買いも発表
ジャック・ドーシー率いるブロック社が今後3年の財務見通しを発表。粗利益の年間15億ドル増加を予想し、株価が7.6%上昇した。AI・仮想通貨事業も強化している。
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧