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ステラ開発財団、南米最大の仮想通貨取引所と提携 中銀デジタル通貨(CBDC)イニシアティブに参画へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブラジルのCBDCプロジェクトに参画

暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)の開発を行うステラ開発財団(SDF)は24日、ラテンアメリカ最大の仮想通貨取引所Mercado Bitcoinとの提携を発表した。

今回の提携に伴い、両団体は「LIFT Challenge Real Digital」向けの開発プロジェクトを発足させる形。

「LIFT Challenge Real Digital」は、ブラジル中央銀行が中央銀行サーバー協会連合と共同で行っている、中央銀行デジタル通貨(CBDC)のユースケースを検証するイニシアティブだ。

イニシアティブに選ばれたプロジェクトは9つ。ブラジル中央銀行は、「LIFT Challenge Real Digital」の「デジタルリアル」は2022年後半に開始され、一部の利用者を対象に実施される予定としている。

関連:米コインベース、南米最大の仮想通貨取引所の買収を進行中か=報道

またSDFは、CPQD(電気通信研究開発センター)やClearSaleと共に、Mercado BitcoinのLIFT Challengeコンソーシアムに参加したことも報告した。

CBDCとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。

▶️仮想通貨用語集

ステラ・ブロックチェーンは個人間での送金取引を円滑に行うために作られたプラットフォーム。高速でスケーラブル、かつ低コストの送金ネットワークを展開。複数通貨間の取引システムとして、またデジタル資産発行のプラットフォームとして、世界の金融インフラをつなぐよう設計されているのが特色となっている。

Mercado Bitcoinは、同チェーンを提携相手に選んだ理由を、「スピード、効率、セキュリティ、コンプライアンスの独自の組み合わせにより、他のCBDCプロジェクト、ステーブルコインの発行、金融資産のトークン化で選ばれているネットワーク」であるためと説明。

同取引所のReinaldo Rabelo最高経営責任者(CEO)は、提携について以下のようにコメントした。

私たちは、ブロックチェーン技術を通じて金融市場に堅牢なソリューションを構築する体制と野心を持ったコンソーシアムに加わっている。ステラネットワークを活用することで、(ブラジル)中央銀行が評価するための完全なケースを提供することが可能だ。

ステラ上では21年、ペルーの法定通貨担保型ステーブルコインがローンチされた。また12月には、米Tribal Credit社がSDFと取引所Bitsoと提携し、メキシコと米国間のクロスボーダー決済サービスが開始されている。

関連:米決済関連企業Tribal Credit、Bitso・ステラ財団と提携

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