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Gala Games、3DCGエンジン開発のUnityと提携 独自メタバースプラットフォームを強化 2,000万ドル(約25億円)で契約

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバース開発に注力

Web3ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは10日、3DCGエンジン開発のUnityと、メタバース開発における22,000万ドル(約25億円)の提携を発表。Unityにとってはブロックチェーン領域での初の提携事例となる。

Gala GamesとUnityは今後、Gala Gamesのメタバースプラットフォーム「VOXverse」とそのゲームエコシステム構築の技術提携を進め、VOXverseおよび今後リリース予定のMMORPG「ミランダス(Mirandus)」などの開発を強化していくという。

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メタバースとは

メタバース(Metaverse)とは、インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。

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Unityについて

Unityが開発する3Dエンジンは、モバイルAR/VR機器、ゲームコンソール、デスクトップなど合わせて20以上のプラットフォームに対応。無料版など様々なプランが用意されていることから月間約150万人のアクティブクリエイターが利用しており、ゲーム開発用エンジンとして人気が高い。

今回の提携に際し、Gala Gamesの最高戦略責任者James Olden氏は次のようにコメントしている。

今回のGalaとUnityの契約は、ブロックチェーンゲーミングの分岐点となるものです。Unityチームが私たちが築きあげているものに信頼を寄せてくれたことに謙虚な気持ちでいっぱいです。

ウィル・ライト氏が描くVOXverseのビジョンは、人々の「メタバース」に対する考え方を完全に変え、ゲーム業界全体でWeb3技術をエンターテイメント化する方向に導く道筋を示すと確信しています。

    

また、Unityのアクセラレートソリューション担当バイスプレジデントであるRyan Peterson氏は、次のように述べている。

私たちのチームは、パートナーの重要な課題を特定し、AR、VR、ロボティクス、複合現実環境にまたがるエレガントで効果的なソリューションを作る手助けをするために、パートナーと協力することに長けています。

私たちは、ウィルのビジョンである、新しいインタラクティブなゲームプレイスタイルをGalaが推し進める支援する機会を誇りに思います。

    

Galaのメタバースプラットフォーム「VOXverse」とは

「VOXverse」は、コレクタブルNFTキャラの「VOX」を所有することで参加可能なGala Gamesのメタバースプラットフォーム。

VOXはイーサリアムブロックチェーン上に展開する、ピクセルアートの3Dアバターシリーズで、これまで「タウンスター」「ミランダス」「ウォーキング・デッド:エンパイア」のVOXセットがリリースされており、今後も新しいシリーズがリリースされる予定となっている。

それぞれのVOXにはユニーク性およびランダム性が備わっており、完全に一点ものとしてその希少性と種類に応じた特性が割り当てられている。

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ウィル・ライト氏率いるゲーム制作スタジオによる開発

VOXverseを開発する「Gallium Studios」は、Sim Cityシリーズ生みの親で知られるアメリカの有名ゲームクリエイター、ウィル・ライト(Will Wright)氏が率いるゲーム制作スタジオだ。

VOXverseは、21年12月にラスベガスで初開催されたGala Gamesのゲームイベント「Galaverse」において正式に発表された。

今月6日からマルタ共和国で開催された第2回Galaverseでは、Gala FilmsによるVOXの映画化や新プロダクト「VOX Soul」なども発表されている。

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