はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Gala Games、没入型ゲームイベントGalaverseをマルタで開催 新ゲーム3本を発表、「Gala Entertainment Properties」へのリブランディングも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第2回Galaverseが開催

NFTを活用したWeb3エンターテイメントを手がけるGala Gamesは6日、マルタ共和国で没入型ゲームイベント「Galaverse」を開催。

昨年12月のラスベガス開催に引き続き、第2回目となった今回は、6月6日と7日の2日間の日程でブロックチェーンゲームやその他の関連事業の発表およびライブコンサートなどが企画されている。8日には、Gala GamesのYouTubeチャンネルで無料のストリーミングイベントも開催される予定だ。

Galaverse初日となった6日には、「Battlestar Galactica」「GRIT」「Eternal Paradox」の3タイトルが初公開されたほか、Gala Gamesの親会社となる新会社「Gala Entertainment Properties」の設立も発表された。

関連:Gala Games、ラスベガスで大型ゲームイベントを開催

新作タイトル3本が発表

今回発表となった新作ブロックチェーンゲームは、以下の3本だ。

Battlestar Galactica(バトルスター・ギャラクティカ)

出典:Gala Games

Revolving Games、Gala Games、Universal Games and Digital Platformsの3社が開発中の「Battlestar Galactica」は、4X系ストラテジーMMOゲーム。4Xとは、探検・拡張・開発・殲滅の4つの要素を持つストラテジーゲームの1ジャンルだ。

プレイヤーは銀河系に離散した人類のコロニーの生き残りとして船団や所属する派閥を結成し、12のコロニーを取り戻ことが目的。

Galaverseイベントに参加したファンは、72時間限定で宇宙船NFTとコロニー代表NFTを購入することができる特典が与えられている。

GRIT(グリット)

出典:Gala Games

「GRIT」は、西部開拓時代のアメリカが舞台のマルチプレイ・バトルロイヤルゲーム。Unreal Engineを用いたグラフィックスが特徴で、様々な環境で多様な武器を使いこなして銃撃戦に勝ち残ることが目的。ゲーム内ではポーカーの要素も加えられている。

Gala Gamesはイベント中、近日発売予定のGRITのジェネレーティブNFTキャラクター10,000個の特別販売を発表したほか、GRITはEpic Gamesストアで近日公開予定のデモとして紹介され、同プラットフォームにおける初のGala提供ゲームとなる。

関連:Gala Games、ブロックチェーンゲーム「GRIT」を「Epic Games Store」で販売へ

Epic Gamesストアは「フォートナイト」などの人気タイトルを手掛けるEpic Gamesが提供するゲーム配信プラットフォームで、1億9400万人のユーザー数を抱える。

Epic Gamesはリアルタイム3DCG制作ツール「Unreal Engine」の開発でも知られ、4月にはメタバース領域の開発を加速させるため、ソニーグループなどから約2,500億円(20億ドル)の資金調達を実施していた。

関連:Epic Games、メタバース構築を加速 ソニーGらから2,500億円を資金調達へ

関連:ゲーム配信SteamがNFTゲームを排除、EpicはBCゲーム歓迎を表明

Eternal Paradox(エターナル・パラドックス)

出典:Gala Games

「Eternal Paradox」は、「大航海大戦: オーシャン&エンパイア」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「創世記戦」「クロスファイア:ウォーゾーン」などを手がけたNTROi開発による4X系のターン制RPGで、アドベンチャーモード、アリーナバトル、またソーシャルギルドシステムを備える。

ゲーム内ではシーズン制を採用しており、各シーズンの最後に大規模な戦いが繰り広げられる。また、Eternal ParadoxのNFTは、3つの形態で発行が計画されており、それぞれランド、ヒーロー、キャッスルビルディング・スキンとなる予定。

Gala Games、新会社の傘下に

また今回、「Gala Entertainment Properties」という新会社が立ち上げられ、Gala GamesはGala Music、そして新たに設立されたGala Filmsの3社と共に、親会社であるGala Entertainment Propertiesの傘下となることも発表された。

Gala Filmsが始動

Gala初の映画事業となるGala Filmsに関しては、ファンによる脚本の選択やキャスティングへの投票を通じてコンテンツに積極的に参加できるプラットフォームを目指す。またVOXの長編映画(名称未定)、「Making the Chronic」(スヌープ・ドッグがナレーションを担当する短編映画シリーズ)、「Ghosts of Ruin」(ゲームアプリ「Battle Island」と提携したアニメシリーズ)などのプロジェクトが製作中だ。

Gala Music関連

さらに今回、スヌープドッグ、アイス・キューブ、E-40、Too $hortら米西海岸を代表するラッパーたちが結成した新ユニット「Mount Westmore」が、デビューアルバムとなる「Bad MFs」をGala Musicで日本時間6月8日午前0時から独占限定販売することが発表された。

また当日はノエル・ギャラガー、トム・ミッシュ、ジョージ・エズラら有名シンガーもGalaverseの特設ステージに立ち、ファンの前でコンサートを行っている。

今後はGala Gamesの「Play to Earn(ゲームプレイで稼ぐ)」とGala Musicの「Listen to Earn(音楽鑑賞で稼ぐ)」アプローチに加え、Gala Filmsの「Watch to Earn(映画鑑賞で稼ぐ)」を含めたゲーム・音楽・映画のエンタメ3本柱でユーザー体験を強化していくようだ。

関連:Gala Musicが音楽NFTプラットフォームをローンチ

関連:Gala GamesがSnoop Doggとコラボ、音楽NFTストアを開設

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧