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米ツイッター社取締役会、イーロンの買収提案受け入れを推奨

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

取締役会、買収提案に賛同

米ツイッター社の取締役会は22日付けで米証券取引員会(SEC)に、イーロン・マスク氏の買収提案に関する書類を提出。この書類によると、取締役会は全会一致で、同提案が望ましいと判断しているという。

取締役会が公式に買収提案の受け入れを推奨したことによって、マスク氏のツイッター社買収は実現に一歩近づいた格好だ。

文書は、次のような声明を掲載している。

取締役会は、さまざまな要素を考慮した後、全会一致で、(1)合併契約が望ましく、合併と合併契約によって導かれる他の取引がツイッター社とその株主にとって公正で、望ましく、最善の利益になると判断し、(2)合併と合併契約によって導かれる他の取引を採択および承認した。

また、取締役会は、買収に関する臨時総会で、マスク氏が買収のために立ち上げた企業との合併契約に賛成することを株主に推奨した。

本契約に関しては、金融大手ゴールドマンサックスとJPモルガンが、ツイッター社への助言者の役割を務めている。今回の文書によると、両社ともに株主に支払われる対価を妥当と判断した。

ゴールドマンサックスは、「合併契約に従ってツイッター社の普通株式の保有者に支払われる、1株あたり現金54.20ドル(約7,380円)は、財務的見地から公正」であると意見している。JPモルガンも、同様の見解をツイッター社取締役会に示したという。

マスク氏は、買収が仮に実現した場合の、ツイッターの将来構想を披露してきたが、その一つとしては暗号資産(仮想通貨)による決済の可能性も含まれている。

マスク氏は16日、PayPalの決済サービスを高く評価した上で、ツイッターにお金を容易に送ったり、受け取ったりできるような決済機能を導入することは理に適っていると発言。「もしユーザーが仮想通貨やお金を利用できたら便利に感じるだろう」とも話している。

関連:イーロン、ツイッターへの仮想通貨決済機能導入について見解示す 社員質疑応答で

仮想通貨を導入するツイッター

ツイッターは、仮想通貨を一部機能で導入済だ。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の投げ銭機能を導入しており、4月には、金融インフラを提供するIT企業「Stripe」が、ツイッター上での収益を仮想通貨で受け取れる機能を発表した。

また、ツイッターは1月に、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」(日本未提供)のユーザー向けに、NFTアートをアイコン画像に設定できる機能を導入した。

この機能を使用すると、ユーザーの仮想通貨ウォレットとアカウントが紐づけられ、アイコン画像の輪郭は、通常の円形から六角形になる。

マスク氏は、このNFTアイコン機能については批判的であり、「仮想通貨詐欺師が、スパムボットを投稿している」ことが見られる状況で、ツイッター社がエンジニアリソースを、この機能に傾けることに疑問を投げかけていた。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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