はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

イーロン、ツイッターへの仮想通貨決済機能導入について見解示す 社員質疑応答で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨決済導入に対する見解

米電気自動車大手テスラの最高経営責任者(CEO)で起業家のイーロン・マスク氏は16日、ツイッターに暗号資産(仮想通貨)決済機能を導入することについて自身の見解を示した。

PayPalの決済サービスを高く評価した上で、お金を容易に送ったり、受け取ったりできるようにツイッターに決済機能を導入することは理に適っていると説明。そして、「もしユーザーが仮想通貨やお金を利用できたら、場所を問わず便利に感じるだろう」と語った。

関連米PayPal、仮想通貨のウォレット機能を拡張

現在ツイッター社の買収を進めるマスク氏は16日の朝、同社の従業員に対し、初めて質疑応答を行ったという。その際のやりとりを文字に起こし、「VOX」が公開。どのようにツイッター社を運営していくかなどについて質疑応答を行う中で、仮想通貨にも言及した。

上述した発言は、「ツイッターと決済についてマスク氏の見解を聞きたい」という質問に対する回答。マスク氏は、「私の目標はサービスの有用性を最大化すること」だと説明し、「ニュース」、「エンターテインメント」、「決済」の3つの領域が重要だと主張した。そして、「誰もがないと生きていけないような、また誰もが使いたくなるようなサービスにできるように、ツイッターを改善していきたい」と意欲を示している。

ツイッターはすでにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の投げ銭機能を導入。また、今年4月には、金融インフラを提供するIT企業「Stripe」が、ツイッター上での収益を仮想通貨で受け取れる機能を発表した。まずはユーザーを限定してサービスの実験を開始し、最初はステーブルコイン「USDC」に対応。そして、「ポリゴン(MATIC)」のネットワークをサポートするとした。

関連ツイッター、仮想通貨を収益の支払いに試験導入へ

ポリゴンとは

イーサリアムのスケーリングソリューションを開発するプロジェクトのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨ポリゴン(MATIC)とは|注目ポイントと今後の将来性

ツイッター社の買収

一方でマスク氏によるツイッター社の買収は、順調に進んでいるわけではない。4月にツイッター社が買収提案に合意した後、マスク氏は5月にツイッター社の買収を一時保留する意向を示した。

保留の理由は、ツイッター上のスパムや偽のアカウントの数が、ユーザーの5%以下であるというツイッター社のデータを精査するためだと説明。マスク氏は、買収の合意が発表された際、買収手続きが完了したらスパムのボット対策も行っていきたいと述べている。一方で、保留の意向を示した約2時間後には、引き続き買収は進めていくとコメントした。

関連イーロン・マスク氏、ツイッター社の買収を一時保留すると表明

こういったマスク氏の態度は買収金額を引き下げるためだとの見方もあるが、資金の調達は進めている。先月には、大手仮想通貨取引所バイナンスも買収に参加することが分かった。

公開された資料によると、バイナンスを含む18社がマスク氏の買収に向け約9,300億円(71.39億ドル)の資金提供に合意。仮想通貨関連企業ではフィデリティグループのほか、多数のブロックチェーン関連スタートアップにも出資しているa16zやセコイアキャピタルなどの著名VCも名を連ねた。

関連仮想通貨取引所バイナンス、マスク氏のツイッター買収に参加

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/17 土曜日
11:00
ビットコイン長期保有数1437万BTCに到達も、利確売り強まる=アナリスト分析
ビットコインの長期保有者が3月から5月にかけて利益確定を加速。支出利益率は71%増加し227%の平均リターンを記録。長期保有量は1437万BTCに達するも、市場サイクルの分配フェーズへの移行を示唆。
10:10
トランプ家のWLFI、民主党議員による調査要請を正式拒否
トランプ一族の金融企業WLFIが上院による調査を拒否した。政治的動機と批判し、同社は説明責任や米ドル優位性を指針としていると主張。倫理規定違反の疑惑なども否定している。
09:02
ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か
イーサリアム/ビットコイン(ETH・BTC)価格比率が過去5年最低水準から38%急反発。ETFによる買い増し、取引所流入減少などの指標から需要増加・売却圧力低下が鮮明に。「極端な過小評価ゾーン」からの回復が示すアルトコインシーズン到来の可能性を分析。
07:50
ビットコインで利回り獲得、Solvがアバランチ基盤の新トークン発表
仮想通貨ビットコインの保有者にRWAの利回り獲得手段を提供するため、Solv Protocolはアバランチ上にSolvBTC.AVAXをローンチ。ローンチの目的や仕組みを説明した。
07:30
10億ドルのビットコイン投資を検討、米上場のシンガポール医療企業
シンガポールの医療企業バーゼル・メディカル・グループが10億ドル規模のビットコイン投資に関する交渉を開始。ストラテジー社に続く大規模企業BTC投資の新事例として注目される中、「革新的な株式交換契約」を通じてアジア医療企業最強の財務体質構築を目指す。
06:45
米裁判所、SECとリップルの和解案を「手続き上不適切」として却下 再申請へ
米連邦地裁がSECとリップルの和解申請を「手続き上不適切」として却下。民事訴訟規則違反が原因で、両者は適切な手続きでの再申請を迫られる状況に。
06:25
イーロン・マスクの『Kekius Maximus』切り替えでミームコインが2倍以上急騰
イーロン・マスク氏がツイッターのプロフィール画像とユーザー名をミームトークン「Kekius Maximus」に変更し、関連トークンが2倍以上急騰。昨年の900%上昇・急落事例に続くマスク氏のSNS活動による仮想通貨市場への影響力を示す展開に。
06:05
サウジ中央銀行、15億円相当のストラテジー株保有でビットコインに間接投資
サウジ中央銀行がセイラーのストラテジー社の株を25656株取得し仮想通貨ビットコインへの間接投資を開始したことが確認された。
05/16 金曜日
17:00
マスクネットワークとは?仮想通貨MASKの買い方・取引所まで徹底解説
Mask NetworkはSNS×Web3をシームレスに接続するSocial-Fiプラットフォーム。本記事では特徴とMASKトークンの買い方を初心者向けに解説します。
13:50
米ステーブルコイン法案、来週末までの成立視野に 次の「起爆剤」との見解も
米上院のステーブルコイン法案「GENIUS法案」で新たな超党派修正案が決定された。消費者保護や倫理規定が強化され、5月19日に討論終結投票が予定されている。
11:58
ビットコイン高値圏推移もアルトコインは上昇一服
仮想通貨ビットコインは104,100ドルと高値圏で推移、アルト市場ではメイプルストーリー(NXPC)はバイナンス対応で一時高騰したほか、XRPは7,300万ドル相当の大口売りとリップル和解手続き却下で下落した。コインベースはサイバー攻撃で最大4億ドルの損失も被害者への返金を約束した。
11:30
ブラックロックの「BUIDL」、初めてDeFiと接続へ アバランチ利用で
ブラックロックの米国債ファンド「BUIDL」がアバランチ上のプロトコル「Euler」に導入された。セキュリタイズは、機関投資家のDeFi参入を促進する一歩になったとしている。
10:55
加速する企業のビットコイン争奪戦、米上場のDDC社が5000BTC取得計画
香港発DDCエンタープライズが5000ビットコイン取得計画を発表。テザーの4812BTC購入、アデンタックスの8000BTC購入のための交渉、ウクライナの国家準備金構想など、企業・国家レベルでビットコイン争奪戦が激化。
10:15
FTX、債権者に7300億円規模の二回目返済開始へ
破綻した仮想通貨取引所FTXが5月30日から二回目の返済を開始する。米ドルで総額50億ドル規模が分配される予定だ。一部の債権者がこの資金で仮想通貨を買い戻す可能性も指摘される。
10:00
CoinMarketCap、独自ローンチパッド「CMC Launch」をリリース
仮想通貨取引所バイナンス傘下のCoinMarketCapが、ローンチパッドCMC Launchをリリースした。最初のプロジェクトに採用された永久先物のDEXのAsterがエアドロップを行う予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧