はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーロン・マスク氏、ツイッター社の買収を一時保留すると表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

買収の意義を精査

米電気自動車大手テスラの最高経営責任者(CEO)で起業家のイーロン・マスク氏は13日、ツイッター社の買収を一時保留する意向を示した。

保留する理由は、ツイッター上のスパムや偽のアカウントの数が、ユーザーの5%以下であるというツイッター社のデータを精査するためだと説明。マスク氏は、買収の合意が発表された際、買収手続きが完了したらスパムのボット対策も行っていきたいと述べていた。一方で、一時保留の意向を示した約2時間後には、引き続き買収は進めていくとコメントしている。

ツイッター社が、マスク氏による買収提案に合意したことを発表したのは先月25日。同氏は以前からツイッターに対する不満をツイートしたり、新しい機能の導入等について独自にアンケートを実施したりしていた。買収契約が完了した後は、ツイッター社の株式を非公開化して上場を廃止する計画で、新しい機能を追加することでプロダクトを強化したり、アルゴリズムをオープンソース化して信頼性を高めたりして、ツイッターをより良いSNSにしたいと説明している。

関連ツイッター社、イーロン・マスク氏の5.6兆円規模の買収提案に合意

買収合意の発表後、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスらが、マスク氏のツイッター社買収を支援することも明らかになったが、一方でツイッターの今後を懸念する声も上がった。言論の自由を主張するマスク氏が同社を率いて、不適切な投稿の管理がしっかり行われるかという点が疑問視されている。

関連仮想通貨取引所バイナンス、マスク氏のツイッター買収に参加

他にもマスク氏を巡っては今週、ツイッター社の株式を保有した報告を期限内に行わなかったとして、米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出したことが報じられた。報告を遅らせることで株価の上昇を防ぎ、自身に有利に株式の購入を進めた疑いが持たれているという。

今回マスク氏が買収を保留する意向を示した後、ツイッター社の株価は10%超下落。買収手続きの完了は2022年内を目指しているが、これからツイッター社の株主の合意や規制当局の認可を得たり、慣習的な買収完了条件を満たしたりする必要がある。

マスク氏と仮想通貨

マスク氏はこれまで、仮想通貨についても数多くツイートしてきた。ビットコイン(BTC)やドージコイン(DOGE)に関するツイートをして、市場が反応したこともある。また、ツイッターの有料版サービス「ツイッターブルー」の支払い手段としてドージコインを認めるべきとも投稿していた。

関連物議を醸す、イーロン・マスクの仮想通貨関連ツイートまとめ

今月には同氏がツイッターアカウントのプロフィール写真を人気NFT(非代替性トークン)コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の画像に変更。しかし、その後に画像は、自身が所有するNFTではなくコラージュであることが発覚したり、マスク氏がNFTに批判的なコメントを投稿したりしたため、関連する資産の価格が上下に揺さぶられる事態となった。

関連イーロン・マスク氏、ツイッタープロフィールをNFTに変更 ApeCoin(APE)が乱高下

ドージコインとは

2013年にジョークとして開発された、柴犬をモチーフにした仮想通貨。マスク氏のツイートによって注目度が高まり、ユースケースが増加した。

▶️仮想通貨用語集

関連ドージコイン(DOGE)とは|パロディとして登場した仮想通貨

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
20:06
SBI VCトレード、仮想通貨積立でキャッシュバック 最大1%還元 キャンペーン
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)積立投資のキャッシュバックキャンペーンを開始。期間中の約定金額に応じて最大1%を還元、上限なし。9月20日まで実施で新規・既存ユーザーが対象。ドルコスト平均法でリスク分散も可能。
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金全額をステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧