暗号資産XTALが取引所XT.comに上場
暗号資産(仮想通貨)取引所XT.comは、NFT(非代替性トークン)ゲーム「Tales of Xtalnia」のメイントークンXTALが、同取引所に上場したことを発表した。
通貨ペアはXTAL/USDTで、同取引のメインゾーン(メタバース)に掲載される。入出金が可能になる時期は未定だ。
XTALは、「Tales of Xtalnia」のガバナンストークンであり、エコシステムの中心に据えられているトークンだ。先日行われた、IDO(Initial DEX Offering)では、わずか6分間で、供給された全トークンが完売した経緯がある。
主なトークンの配布内訳は、以下の通り。
- エコシステムファンド:33%
- Play to Earn:20%
- XTALチーム:18%
- ステーキング報酬:10&
- パートナー&アドバイザー:8%
同トークンは将来的に実装される、武器製造システムで使用する仕組みとなっており、ゲーム内ではPVPイベントなどからのみ入手可能となる予定。
高ランクのプレイヤーは、低ランクのプレイヤーより多くのXTALをそれぞれ受け取り可能となり、ギルド戦争やワールドボスなどからも入手可能になる計画となっている。
ゲーム外では、ウェブサイト上でのステーキングにも対応する予定だ。
P2EのNFTカードゲーム
XTALを使用する、「Tales of Xtalnia」は、ターン制のオンラインブロックチェーンゲームだ。Play to Earn(遊んで稼ぐ)を採用しており、ゲームプレイを通して報酬を稼ぐことができる
基本的なシステムはカードゲームで、状況に応じて最適なカードを選択し、プレイすることで相手を打ち負かすことが目的。
ゲームには、PVE(プレイヤー対CPU)とPVP(プレイヤー対プレイヤー)の2つのモードが存在しており、前者では、モンスターと、後者では他ユーザーと戦うことで、ゲーム内通貨を獲得することが可能だ。
NFT(非代替性トークン)マーケティングプレイスも用意されており、プレイヤーは製作した武器を販売したり、購入したりすることができる。マーケットに流通する武器は、すべてプレイヤーが作成したものとなる。
「Tales of Xtalnia」の正式リリースは23年に行われる予定。本作は、22年Q2にクローズドベータの実施を計画しており、この際に、武器制作システムが導入される。またQ3にはオープンベータが開催予定で、このテストでは、PVPでのランキングやトーナメントモードが実装される計画だ。
XT.comについて
XT.comは2018年にセイシェル共和国で設立された暗号資産取引所。現在はドバイに運営本部を構えつつ、シンガポールやソウルなど世界各地でグローバルに事業を展開している。
現物取引から先物のほか、証拠金取引なども対応しており、ビットコイン(BTC)やイオス(EOS)など500銘柄以上を対象とした800を超える取引ペアを提供。月間アクティブユーザーは30万人、登録者数は300万人を誇る。