はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン2,700万円相当で個人情報を販売すると提示 中国で10億人分のデータ流出か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインでも個人情報を販売

「ChinaDan」と名乗るハッカーは、上海市の警察当局のデータベースから、中国の国民約10億人分の個人情報を盗んだと主張した。複数の国内外のメディアが4日に報じた。

盗難が実際に起きたのか現時点では不明確だが、ハッカーは「氏名や住所、電話番号、出生地などが記されている数テラバイト分の個人情報を入手した」と主張。この個人情報を、ビットコイン(BTC)による支払いの場合は10BTC(2,700万円相当)で販売するとした。もし実際に10億人分の個人情報が盗まれていた場合は、中国史上最大の情報漏洩になると報じられている。

今回の情報漏洩は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスも発見。同社のChangpeng Zhao最高経営責任者(通称CZ氏)は4日、「ダークウェブで、あるアジアの国の10億人分の個人情報が売られていることを発見した」と報告した。

CZ氏は、政府の開発者が、「CSDN」という開発者向けコミュニティプラットフォームにブログを書いた際に、認証情報を誤って含めてしまった可能性があるなどと分析。そして、バイナンスは今後の影響に備え、認証プロセスを強化したと説明している。

Manta NetworkというWeb3プライバシープロジェクトの共同創設者は、CoinPostの提携メディア「The Block」に対し、今回の情報漏洩は仮想通貨業界にも影響を与える可能性があると指摘。「盗まれたデータが、秘密鍵を盗むためのフィッシング攻撃や、中央集権型取引所への不正アクセスなどに使われる可能性がある」と述べている。

Web3とは

既存の中央集権体制のウェブを「Web2」と定義し、「次世代のインターネット」という意味で使われる用語。ブロックチェーンを活用して非中央集権型のネットワークを実現する試み、またはそのネットワークを指す。

▶️仮想通貨用語集

なお、情報の売却の支払いは、米ドルでも受け付けている模様で、その場合は約2,700万円(20万ドル)で売るとハッカーは説明。なお、本記事執筆時点では、警察当局などによる公式発表は確認されていない。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧