はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

国内取引所ハッキング多発で非難される韓国政府

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国で相次ぐハッキング被害
韓国政府は、昨年9月から国内31取引所に対してセキュリティ検査を実施、セキュリティ対策を高めるよう指導したにも関わらず、3取引所が再びハッキングされたことを受け、国会議員からも非難の標的に。
ハッキングとは
悪意を持ってシステムに不正侵入し、仮想通貨などを盗難する行為を行う者をハッカー(クラッカー)と呼ぶ。対して、ホワイトハッカーは、コンピュータやネットワークに関する高度や知識や技術を持ち、企業のサイバーセキュリティー支援など、善意を持って対応する者を指す。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

批判を浴びる韓国政府

韓国メディアKorea Dailyによると、複数の政府機関で行った「仮想通貨取引所ハッキング事件」に関する調査データが国会へ届けられ、過去にハッキングで盗難された仮想通貨の総額が、1.1億ドル(約125億円)に上ることが判明しました。

韓国政府は、昨年9月から今年3月にかけて、国内の31取引所に対してセキュリティ検査を実施、「ファイアウォールなどの情報セキュリティシステムの欠如、システムアクセス制御の欠如、および悪意のあるコード予防の欠如」など、セキュリティ面を高めるように指導したにも関わらず、3つの取引所が検査後に再びハッキングされたことで、国会議員から非難の標的とされた格好です。

世界で有名な韓国大学の情報セキュリティ大学院のLim教授は、

政府は、未だ仮想通貨に対する法的規制を定めていない。

だが、Bithumbやその他の取引所は、すでに金融機関の役割を果たしており、政府はこの産業に見合った規制システムを立ち上げるべきだ。

と主張。

「政府は明確なルールをまだ明らかにしていない」と指摘した上、仮に現状のまま放置し続けると、「損害は確実により深刻な状況に陥る」と強調しました。

国会の動きは

Korea Times紙によれば、与党議員はICOを合法化する法案と業界規制案を推進しつつ、野党は7月19日に国内の仮想通貨取引所におけるセキュリティ体制政策の議論を催す予定だそうです。

CoinPostの関連記事

韓国中央銀行:仮想通貨が韓国の金融市場に与える影響は極めて限定的
韓国中央銀行は、自国の仮想通貨市場規模が国内証券運用額(2.5兆円)の8%に過ぎないと言及し、「地方金融機関のデジタル資産のリスクへのエクスポージャーは、現時点では重要でない」との見解を示した。
韓国で新たな規制法案も:度重なる大手取引所ハッキング被害
韓国最大級の取引所Bithumbから約30億円が不正流出した。仮想通貨のハッキング被害が後を絶たないが、その背景には何があるのか。5年以上の運営歴を持ちながら、一度もハッキングされたことがない取引所との違いを探る。
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/06 木曜日
18:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)のトレードとエアドロップ戦略|ハイパーリキッドの使い方
仮想通貨TRUMPの取引方法とエアドロップ獲得のポイントを解説。ハイパーリキッドでのレバレッジ取引の始め方から、リスク管理まで網羅。次回のエアドロップに関する情報も提供。
17:20
コイントレード、複利ステーキングサービスを開始 自動再投資型で長期運用ニーズに対応
暗号資産販売所CoinTradeが、ステーキング報酬を自動で元本に組み入れる無期限の複利運用サービスを開始。ETH、SOLなど10銘柄に対応し、90日ごとの更新が不要に。
14:50
日本のApp Store、Bybitなど複数の海外取引所アプリの新規インストールを制限か
「Apple社が日本のApp Storeで、Bybit、Bitget、MEXCなど主要海外取引所アプリを非表示に。金融庁による未登録業者への警告との関連性が指摘される中、各社の対応や日本のユーザーへの影響が注目される。
13:55
米FDICが通信文書公開、仮想通貨取引銀行に対する圧力が明らかに
米連邦預金保険公社と銀行との通信文書が公開されたことにより、FDICが銀行に対し、仮想通貨関連活動を最小限に抑えるよう強く勧告していたことが判明した。
12:50
アークインベストが示すビットコインの2030年上昇シナリオ、150万ドルの可能性も
ARK Investが4日に公開した「Big Ideas 2025」において、仮想通貨ビットコインの価格は2030年までに大幅に上昇し得ると予測されている。
11:40
米中貿易摩擦のリスクが顕在化、仮想通貨市場は様子見基調
仮想通貨取引所市場は米中貿易摩擦への警戒感から下落し、ビットコインは97,100ドルまで後退した。一方、100億ドル規模の強制清算が発生する中、ブラックロックは2.7億ドル相当のイーサリアムを追加購入。ホワイトハウスは仮想通貨政策の柔軟化を示唆する。
10:00
イーサリアム、次期アップグレードで供給量増加か
仮想通貨イーサリアムの供給量は2023年1月以来の水準に増加。2025年3月実施予定のアップグレード「ペクトラ」でさらに増加する可能性があるとの見方が上がっている。
09:40
Ondo Finance、1000を超える米国株式や債券をトークン化へ 
資産トークン化企業Ondo Financeが『Ondo Global Markets』を発表。アップルやテスラなど1000以上の米国株式をトークン化する予定だ。
08:35
「米国の財政をオンチェーンに」イーロン・マスク氏が意向示す
テスラのCEOである億万長者のイーロン・マスク氏は、トランプ政権が設立した政府効率化局「D.O.G.E」のリーダーとして、6.5兆ドル規模の予算から無駄を一掃する構想のもと、政府コスト削減に乗り出している。
07:30
「BTCは優れた価値の保存手段」仮想通貨特命官が評価
ビットコインは優れた価値の保存手段であると仮想通貨特命官のサックス氏が評価。仮想通貨やブロックチェーンに注目する理由についても語っている。
07:15
ブラックロック、欧州でビットコイン現物ETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが、米国で成功を収めた仮想通貨ビットコイン連動の現物ETFを踏襲し、ヨーロッパ市場向けに類似のビットコインETFの上場準備を進めている。
06:30
ビットコインが2028年までに50万ドル到達の可能性、スタンダードチャーターアナリストが価格分析
英大手銀行スタンダードチャーターのアナリストはビットコインの価格が2028年までに50万ドルに達するとの見通しを示した。投資家のETF商品アクセス改善と価格変動性の低下を主な要因として挙げ、トランプ大統領の任期中にこの水準に到達すると予測している。
06:05
マイクロストラテジーが「ストラテジー」へ改名、ビットコイン戦略を再強調
米ビジネスインテリジェンス大手で、ビットコイン保有額が世界最大の企業であるマイクロストラテジーは7日、社名を「ストラテジー(Strategy)」に変更すると発表した。
05:50
SEC、リップルやコインベース裁判の担当弁護士をIT部門へ移動
米証券取引委員会は、仮想通貨・サイバー部門の副責任者を務めていたホルヘ・テンレイロ弁護士をIT管理部門へ異動させた。
02/05 水曜日
18:30
CoinW仮想通貨市場レポート:大きな転換期を迎えた2024年の総括と今後の展望
歴史的な転換点を迎えた2024年の暗号資産(仮想通貨)市場の振り返りと今野の展望についてCoinWが市況解説。米SECによるビットコイン現物ETFの承認を契機に機関投資家の本格参入が進み、ビットコインは史上初の10万ドル突破を達成した。規制環境の整備と伝統的金融との融合が進む中、暗号資産市場は新たな成長ステージへと突入している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧