大統領の署名へ
南米パラグアイ共和国の上院議会は先週(14日)、暗号資産(仮想通貨)規制法案の可決を承認し、大統領に送付された。
この法案は5月末下院が可決し、再び上院に戻されて審議されていた。仮想通貨取引所に対して、パラグアイのマネーロンダリング防止機関への事業登録を義務付けるもので、マイニング事業者が個人および法人問わず、産業用電力使用の認可やライセンスを申請することも規定。同国の仮想通貨業界における初の総合的規制フレームワークになる。
なお、この法案はエルサルバドルとは異なり、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を法定通貨と規定するものではない。