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米政府倫理課、NFTを保有する公務員に開示要請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTの財務公開

米政府の政府倫理課(OGE)は15日、コレクタブルNFT(非代替性トークン)とフラクショナルNFTの保有に関する情報開示を要求する、新しいガイダンスを発表した。

OGEの法律顧問文書によると、公務員は1,000ドル以上の価値のあるNFT、または200ドル以上の投資収益を生み出したNFTの保有状況を報告する必要がある。

米政府の政府倫理課(OGE)は、行政機関を監督し、倫理や方針に関するガイダンスを提供する機関。ホワイトハウスを含む130以上の行政機関とその職員を監督する。

関連:米政府倫理課、政策作りに関与する公務員の仮想通貨保有を規制

これまで、「パブリック・ファイナンシャル・ディスクロージャー(財務公開)」の一環として、連邦政府行政部に属する公務員には、所有する仮想通貨を申告する義務が課せられていた。

今回のガイダンスでは、「アート、音楽、ビデオファイル、トレーディングカード、デジタル不動産、仮想世界のアイテム」として提供されるコレクタブルNFTと、フラクショナルNFTが加えられる。フラクショナルNFTは、1つのNFTを細分化して複数人で所有する方法。

政府倫理課の法律顧問文書では、以下のように記載されている。

財務情報開示報告者は、有価証券に該当するコレクティブルNFTやF-NFTの購入、売却、交換を開示しなければならない。

なお、投資や収入生産を目的とせず、個人、家族、家庭のために保有する資産については、申告の必要はない。また、個人的および審美的な理由で購入されたNFTや、公務員やその家族の自宅や事務所、バーチャル空間に展示する目的であれば、報告義務の対象外となる。

コレクティブルNFTとは

コレクティブル(Collectibles)NFTは、製作者側が設定したアルゴリズムに基づいて数量限定で発行されるデジタルコンテンツ。NFT市場の主要なセグメントとなっている。Nonfungible.comのデータによると、22年第1四半期の取引高は約8,400億円(61億ドル)で取引量全体の80%近くを占めている。

1万点のコレクティブルNFTである「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」は、21年4月に初期価格0.08ETHで始まり、22年2月にはフロアプライス(最低価格)が100ETH以上に上昇した。BAYCのメタバースプロジェクトであるOtherside内の土地NFTも高騰している。

関連:BAYCのメタバース「Otherside」、ライトペーパーを公開

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