- Ripple社は中国市場へ進出を検討
- 他国の企業と業務協力をあまりしないという習慣がある中国での事業展開に挑戦することに。
- 中国市場での事業展開が成功することにより、今後の国外への展開が積極的になるでしょう
- 中国を始めに世界中でRipple社のシステムが使われるようになると、Ripple社の市場はさらに大きくなり通貨XRPが上昇する可能性があります。
最後にRipple社の話題に触れてからしばらく経ちます。
どうやら今回Ripple社は中国市場に事業展開を計画しているようです。
しかも現地e-commerce事業のサポートはありません。
となると、最近のAlibaba関連の噂はデマとなりますが、それは決して悪いことではありません
中国市場への参入
金融に関連するどの企業や事業も中国市場への参入したいと考えています。
それもそのはず、アジア市場ほど貴重な市場は他にはありません。
さらに言えば、中国が興味を示しているブロックチェーンの関連事業は一攫千金の夢を大きくします。
Ripple社はその事業に取り組む企業の一つであり、外部からのサポート無しで市場展開を狙っています。
それは異常とも言えますが、初の事例でもないようです。
Ripple社は中国を『次なる開拓地』とみる
まず中国が世界的にみて大きな決済市場であることは間違いないでしょう。
Ripple社はそのネットワークの構築を狙い、中国市場展開を視野に入れています。
それもそのはず、中国国内の海外取引を含むB2B市場は5兆米国ドルにも上ります。
そのほんの一部を手に入れたとしても、期待できる成果を上げられるでしょう。
さらに重要なことは、Ripple社の競合他社になりうる事業が存在しないということです。
なぜなら未だ中国には低コストで効率の良いB2B決済サービスがないからです。
Ripple社は国内金融市場への参入がうまくいったことで国外に関心を向け、進出のための動きが活発になっていることが考えられるので中国進出に興味を示していることに驚きはありません。
しかし、Ripple社には中国のメンバーがいないため現在人材募集中です。
また中国企業は外部と業務協力をあまりしないという習慣もあり、これらは中国進出の課題です。
近頃されていたAlibaba関連の噂もこれでなくなりました。
誰かがAlibabaがRipple社のバリデーターノードとなると言及し、それが噂で広まったようです。
もちろん将来ありえる話ですが、現時点で事実ではありません。
Ripple社のような企業が中国市場へ事業展開することは、世界レベルで市場の競争率を上げるため、とても良いことです。
これからのRipple社の進展に目が離せません。
Ripple社の中国進出についての考察
金融サービス、送金システムに革命を起こそうとしているRipple社は国内の銀行からそのシステムを採用されており国外の銀行も採用を進めています。
銀行はリップルを使用することで低コスト、高速で国際送金ができるようになります。
中国は決済市場として巨大で、そこに進出することでより世界中でRipple社のシステムが使われるようになる未来が近くなり、Ripple社の市場はさらに大きくなり、通貨XRPとしての相場にも影響するでしょう。
発展途中ではありますが、金融市場でRipple社は注目される大きな存在になりうるので、今後も色々な発表があるでしょう。
Ripple Aims to Expand into China Without Help From Local Businesses
JP Buntinx Published on August 16, 2017 at 11:00 BST
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