サンタンデール銀行、ブラジルで仮想通貨取引提供へ

10月までに開始予定

スペイン発の大手金融機関サンタンデール銀行のブラジル支部のMario Leâo会長は28日、暗号資産(仮想通貨)取引機能の導入を示唆した。地元紙が報じた。

サンタンデール銀行はスペイン発の大手商業銀行。また、仮想通貨を利用したサービスにも積極的な姿勢を示しており、これまでにはブロックチェーンネットワークのXRPを活用した国際送金アプリなどを開発した経歴を持つ。

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今回、同行のブラジル支部のLeâo会長は次回の決算を発表する頃(10月)までには仮想通貨関連のサービスを提供すると発言。仮想通貨のポテンシャルについては、以下のようにコメントした。

我々はこのマーケットが今後も存続することを認めている。今回の動きは競合企業に対しての反応ではなく、このような資産に対する顧客の需要に応じて、もっとも正しく啓蒙的な格好で行おうとした結果だ。

なお、サンタンデール銀行は3月には南米アルゼンチンで農作物トークンを担保とするステーブルコインAgrotokenをリリースしていた。

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仮想通貨の注目度高まるブラジル

ブラジル国内での仮想通貨に対する認知度は2022年に入り上がりつつある。

大手暗号資産取引所のバイナンスはブラジル当局から金融ライセンスを取得しているSim;paul社の買収を実施。2021年夏にはブラジルの証券取引委員会(CVM)からポルトガル語での仮想通貨デリバティブの提供停止を命じられていた。

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また、ブラジルの大都市リオデジャネイロでは、2023年よりリオデジャネイロでの固定資産税の支払いも可能になる方針。他にも、同国の大手新興銀行であるNubankは仮想通貨取引プラットフォームを6月に提供開始し、早くも100万ユーザーを突破している。

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