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東京ドーム、ホテルやスパを利用できるユーティリティトークン発行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

宿泊プランなどをトークンとして提供

東京ドームは29日、東京ドームホテルへの宿泊などが可能になるUT(ユーティリティトークン)の発行を開始したことを発表した。

トークンの発行は、三菱UFJ信託銀行が提供するプラットフォーム「Progmat UT(プログマユーティー)」上で実施されている。同プラットフォームでは、特定のアセットやサービスに関する利用権や会員権といった権利をUTとして発行することが可能だ。

購入者は同行のウォレット「Token Wallet」で、購入したUTを受け取り、管理することができる。またトークン自体にはNFT(非代替性トークン)技術が使用されている。

ユーティリティトークンとは

特定のサービスを利用するための権利として機能する、実用性のあるトークンのこと。商品や食事などの代金を現金に代わって決済できたり、保有していることでクラウドストレージにアクセスできる。

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現在発行されている東京ドーム関連のUTは2種類。詳細は以下の通りだ。

  • 東京ドームホテル スイートルームに贅沢ステイ 夕朝食付宿泊プラン:スイートルームに特別優待価格(約60%OFF)で宿泊できるプラン110,000円(2名:プラン特価、サービス料・諸税込)
  • 東京ドーム天然温泉スパ ラクーア スパ ラクーア パス:購入から60日間何回でも入館できる特別パス(58,000円(税込))

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草津温泉関連のUTも発行予定

東京ドームは、今回のUT発行はST(セキュリティートークン)に向けてのプロモーション活動であると説明。特定のST(セキュリティトークン)に紐づかない独立したUTの発行であり、「デジタルアセットマーケットのユーザー特性把握やエンゲージメントの構築、親和性の確認など、東京ドームシティとお客様のつながりの拡充に結びつくことを期待」するとプレスリリース上で解説した。

ファンコミュニティ作りやマーケティング目的でUTのみを発行したい事業者には、一定期間は無償でβ版を提供する予定としている。

なお東京ドームは、7月中に「不動産のデジタル証券~草津温泉 湯宿季の庭・お宿 木の葉~(譲渡制限付)」に付随したUTの発行も実施する計画。現時点では同UTの詳細は発表されていない。

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