米バージニア州の公的退職基金、DeFi領域への投資を開始へ

イールドファーミングにも投資へ

米バージニア州フェアファックス郡の公的年金基金はDeFi(分散型投資)領域への投資を近々開始する方針を明らかにした。

大手メディアFTとのインタビューにて、警察庁公的年金基金のKatherine Molnar CIO(最高投資責任者)が役員会からイールドファーミングへの投資に対する承認を得たと説明。

暗号資産(仮想通貨)領域では5月以降、レンディングなどを提供する多数のプラットフォームが破産する自体が発生。しかし、Molnar氏はこの影響で一部のユーザーが撤退したため、イールドファーミングから得られる利回りが非常に魅力的だと肯定的な見方を示した。

一部の人々がこの領域から撤退した影響で、イールドファーミング戦略で得られる利益は非常に魅力的となった。

現在も流動性を提供したいユーザーにとっては、現時点ではより大きな利回りを得ることができる。

イールドファーミングとは

レンディングやDEX(分散型取引所)などのDeFiサービスに置いて暗号資産をレンディング、または提供することで、金利や手数料収入(APY)を得る運用モデルのこと。イールドは“利回り”、ファームは“耕す”ことをそれぞれ意味する。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨投資を始めた理由

フェアファックス郡警察庁(PORS)と郡職員(ERS)の公的年金基金は2019年より仮想通貨領域への投資を開始。当初はモルガンクリークのブロックチェーン系ファンドにそれぞれ1,000万ドル(13億円)の出資を行い、そこから徐々に投資範囲を拡大。最近では、Parataxis CapitalやVanEckの仮想通貨ファンドに出資している。

公的年金基金が仮想通貨領域に投資する上で、十分なデュー・デリジェンスも行ったと説明。仮想通貨銘柄やトークンに直接投資するのではなく、仮想通貨市場のインフラに焦点を置き、主にクリプト系のヘッジファンドやプライベートエクイティに投資していると述べた。

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