米バージニア州の公的年金基金、VanEckの仮想通貨ファンドに470億円投資へ

VA州の年金基金、仮想通貨投資を継続

米暗号資産(仮想通貨)投資企業のVanEck社は6日、バージニア州フェアファックス郡の公的年金基金が同社の仮想通貨ファンドに3,500万ドル(470億円)の投資コミットメントを宣言したことを発表した。

仮想通貨ファンドへの投資を行ったのはバージニア州最大の自治体であるフェアファックス郡の警察庁(PORS)と郡職員(ERS)の公的年金基金。これらの年金基金は過去にも仮想通貨投資ファンドに投資してきた経歴を持ち、警察庁公的年金基金のKatherine Molnar CIO(最高投資責任者)は6月に開催された大型カンファレンス「Consensus 2022」に登壇していた。

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投資を行なったファンドの正式名称は「VanEck New Finance Income Fund」。仮想通貨取引所などのプラットフォームに米ドルなどの法定通貨やステーブルコインを貸付することで資産運用を図るファンドとなっている。なお、公式サイトによれば、レンディングするステーブルコインには、米ドルなどの法定通貨に裏付けされた担保型とアルゴリズム型が含まれている。

フェアファックス郡はバージニア州の北部に位置する自治体で、米国の首都ワシントンDCに隣接。CIA(中央情報局)の本部も同郡に拠点を置いている。同郡の公的年金基金は過去にも仮想通貨関連の投資を行なってきており、機関投資家がブロックチェーン業界に進出してきた事例として動向が注目されてきた。

過去には仮想通貨企業Parataxis Capitalが提供する『Parataxis Special Opportunities Fund Ltd.』に、総額50億円の資金を投じた可能性が報道されたほか、警察庁公的年金基金(PORS)に至っては、イールドファーミングなどDeFi(分散型金融)への投資も検討している。

イールドファーミングとは

レンディングやDEX(分散型取引所)などのDeFiサービスに置いて暗号資産をレンディング、または提供することで、金利や手数料収入(APY)を得る運用モデルのこと。イールドは“利回り”、ファームは“耕す”ことをそれぞれ意味する。

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